MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

EUの地球温暖化対策の衝撃

世界を驚かせたEU地球温暖化対策 昨日、EUから新しい地球環境対策の概要が発表されました。大幅な地球温暖化ガス削減にとどまらず、その思い切った内容は世界を驚かせました。 特にハイブリッド車含むガソリン車、ディーゼル車の販売を2035年以降禁止すると…

香港民主派の火は消えるのか

香港民主化運動の将来 香港で盛り上がった民主化運動は昨年7月に突然公布された国家安全保障法の後、中国政府の厳しい取り締まりによって急速に下火となりました。 西側政府は1997年の英中共同声明に盛り込まれた「一国二制度」「高度な自治」を踏みにじった…

コロナが後押ししたフィンテック企業の急成長

PayPalから始まったフィンテック 皆さん、最近よく「フィンテック」という言葉を聞かれると思いますが、この言葉は「金融とICT(情報技術)を組み合わせた新しいサービスや金融商品、そしてそれらを提供する企業」を意味する様です。 そんなフィンテックの起…

メルケル首相の意外な側面

メルケル首相に対する賛否両論 ドイツのメルケル首相は今年首相としての任期を終える予定です。 何と16年も首相として君臨した彼女は、G7サミットでも、最長の任期を誇るリーダーでした。 彼女はドイツのリーダーであるばかりでなく、EUの顔でもあり、過去…

若者の起業熱高まる韓国

韓国の経済成長 1990年頃、初めて韓国を訪れました。 その頃の韓国は日本と比べれば遅れが目立ちました。 韓国車にも乗りましたが、日本車と比べれば、乗り心地も装備も明らかに劣っていました。 特に内部のプラスチックはいかにも安物感があり、韓国産業界…

景気回復する世界経済が抱える断層線

専門家の予想を覆す景気上昇 新型コロナの感染が始まった頃、多くの専門家はリーマンショック級の経済恐慌が起きると予言しました。 しかし、実際は全く逆で、米国では、好景気が訪れ、失業率は低下し、株価は史上最高値を更新しました。(日本ではあまり景気…

オリンピック無観客開催に対する海外メディアの見方

無観客開催を決めた日本政府 昨晩、日本政府はオリンピックの競技会場に観客を入れる事を断念した事を発表しました。 無観客で競技が行われる事になりますが、この日本政府の判断を海外メディアはどの様に捉えているのでしょうか。 仏紙Les Echosが「Tétanis…

コンピューターシミュレーションが示す独ソ戦争における独軍の敗因

最重要戦線はどこか 第二次世界大戦において最も重要な戦場はどこだったかと問われると、映画「史上最大の作戦」で有名なノルマンジー上陸作戦を中心とした欧州の西部戦線を挙げる方も多いと思われますが、正解は東部戦線即ちドイツとソ連の戦いです。 死者…

とっておきのアネクドート(続編その7)

久しぶりにアネクドート特集をお届けします。市民の辛辣なジョークをお楽しみ下さい。 エジプトでミイラが見つかりました。 考古学者はその起源を特定できませんでした。そこでソビエトの顧問が支援を申し出ました。 ミイラはソビエト大使館に届けられました…

ワクチンの優劣明らかに- ワクチン外交に大きな影響も

キューバやイランも自国産のワクチンを承認 世界中で新型コロナとの戦いが続いています。 先進国ではワクチン接種が進み、今年の夏はマスクが不要となる地域もある様です。 しかし、発展途上国はワクチン接種が遅れた上に、南米やインドではウイルスの変異株…

英BBCが伝える北朝鮮ハッカー集団の巧妙な手口

バングラデシュ中央銀行を狙った北朝鮮ハッカー集団 ロシアのハッカー集団によるアメリカの石油パイプラインへの攻撃は、世界中を驚かせましたが、北朝鮮にも良く訓練されたハッカー集団が存在している様です。 2016年に彼らがバングラデシュの中央銀行に仕…

ワクチン接種を受けるべきか否か

ワクチン接種を避けるという選択肢 我が国でのワクチン接種も遅ればせながら進み始めました。 しかし、ワクチン接種を受けたくない人は特に若年層において多い様です。 確かに若い人はコロナにかかっても軽症ですみそうですし、メッセンジャーRNAという新し…

中国から見た中国共産党の評価

ソ連とは違う中国 先日、中国共産党は100周年を祝いました。 現在、中国は世界第2位の大国となり、米国を脅かす程の力を得るに至りました。 旧ソ連邦が崩壊した時に、中国はその次だと予言した人が多かった事を思い出します。 しかし、中国はソ連の二の舞を…

日本株式会社は割安か- 日本企業買収を狙う海外勢

村上世彰氏のDNA 先日の東芝の株主総会におけるもの言う株主の反乱は、日本のコーポレートガバナンスに一石を投じた事件でした。 現在東芝の筆頭株主はシンガポールに籍を置くエフィッシモ・キャピタル・マネージメント社ですが、同社の幹部は昔、村上ファン…

ブレグジット後、在英ヨーロッパ人は母国に帰国するのか

ブレグジットの衝撃 ブレグジットは英国に職を得ていた多くのヨーロッパ人の肝を冷やしました。 ご存知の通り、EU域内は、原則、人、もの、金が自由に行き来できる事になっていますが、英国がEUから離脱すれば、この原則も適用されなくなる訳です。 英国に住…