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コロナウイルスの後に何が起こるか(1)

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コロナウイルスの過ぎ去った後は

コロナウイルスは間違いなく人類の歴史に大きな爪痕を残すと思われます。しかし終わりのない夜はありません。いつか人類はこのウイルスの脅威から脱する事が出来ると思います。それがいつになるかは非常に予測が難しいですが、今からコロナウイルス後の世界を予測してみる事は意味があると思います。

テレワークの未来は

以前のブログにも書きましたが、コロナウイルスの為に働き方は大きく変わり、大都市の住民は在宅勤務いわゆるテレワークを余儀なくされました。しかしやってみるとこれが意外に機能するという事に多くの人は気づいたと思います。都心に出ていかないと仕事ができないという先入観にとらわれていた人が多かったのですが、今回の騒動は経営者側にも労働者側にも「テレワークというのは結構いけるじゃん。」という共通認識を植え付けました。もちろんこの騒動が終われば、多くの企業は元の木阿弥で通常勤務に戻っていくと思いますが、時代の流れに敏感な企業はテレワークを積極的に取り入れていくと思いますし、若い優秀な人はそういう企業に魅力を感じると思います。

経営者側にもメリットが

考えてみると経営者側にもテレワークはメリットがあります。都心のオフィスの賃貸料は馬鹿になりませんし、通勤のための交通費も必要です。社員食堂維持費から光熱費まで考えれば膨大なコストをテレワークによって節約する事ができます。最大の懸念は、社員の業務を管理できないというものでしょうが、これもAIを活用した管理ツールが今後どんどん出てくると思いますので、働いていない社員は今まで以上に正確にあぶり出されます。心配する必要はないと思います。但し大企業には働いたフリをして高給をもらっている中高年社員が山ほどいますので、彼らはテレワークに反対するでしょうね。こういう抵抗勢力に主導権を握られる会社は今後時代の流れに取り残されると思いますので、トップの英断が必要だと思います。

教育分野の変化

教育の分野も大きく変わりますね。テレワークならぬテレ授業ですが、既に民間企業から良い教材がいくつも出ていますし、YouTubeなどに素晴らしい授業が流されている時代です。子供たちの能力に合わせて授業を進められるインターネット教材が今後はどんどん出てくると思います。考えてみると日本の小学校の授業というのはクラス全員の中でどちらかというと下のレベルの子に合わせるので、出来る子にとってみると退屈以外の何者でありません。上位の子も下位の子も自分のレベルに合った教育を受けるのが幸せだと思います。でも日本の場合、テレワークと同じくテレ教育にも反対勢力が現われると思います。というのはネットでの教育では、極端な話、天才的に教えるのがうまい教師が一人いれば済むからです。タレントの林先生の様なプロ中のプロがいれば、他の大勢の教師は不要となってしまうので、教職員組合は導入に猛反対するでしょうね。でも日本が今後世界を生き抜いていく為には、想像力のある優秀な人材が必要で、今のやり方では限界があります。

遠隔治療はどうなる

医療の分野も今後ITの力によって大きく変貌する可能性があります。今回のコロナウイルスでも初診は遠隔治療を許さないという医師会の方針が出ましたが、無理して病院にいく事こそリスクがあります。今後患者にとって便利な遠隔治療は徐々に普及していくでしょうが、医師会が大きく立ちはだかるでしょう。ネットによる治療が可能となると、遠くても優秀な医者にかかりたいという事で、そういう医者に治療が集中します。手術も5Gの時代になれば、有名外科医が遠隔から手術を行える様になります。ネット時代は何事も優秀な人に仕事が集中する傾向があるので、ダメな医者は淘汰されてしまうのです。何事もバランスが大事ですので、一気に遠隔治療に切り替えるべきではないと思いますが、国民の利益が最優先されるべきと思いますので、政治家のリーダーシップに期待したい処です。

                                      以上

 

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