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コロナの後に何が起こるか(7)

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紙幣に付着するウイルス

New York Timesは紙幣にウイルスが付着する危険性に関して「紙幣の上でインフルエンザウイルスは12日生きている」と伝えました。私は最近紙幣の使用を出来るだけ控えていますが、店によっては現金以外お断りの店があったりして、日本のキャッシュレス化は本当に遅れているなと感じます。店側も客側も相手にウイルスを移す危険性を持っているので、キャッシュレスの方がお互い良いのですが、なかなかキャッシュレス化が進みません。その理由は下記が挙げられます。

  1. 日本は治安が良く、盗難に遭う危険性が少ない。
  2. ATMが各所にあり、容易に現金が入手できる。
  3. 偽札が少なく、日本のお札は信用できる。

これに加えて、現金決済はトレースが難しいので、脱税の温床になっている可能性があります。しかし今回のコロナ騒動はキャッシュレス化には間違いなく追い風となると思います。そういう追い風を受けて伸びていく会社として私は楽天に注目しています。

アマゾンと楽天

楽天はご存知の通り、通販サイトである楽天市場から始まりました。日本では先行しましたが、アマゾンがその後日本上陸し、激しいトップ争いを演じています。私もこの2社のサービスを使っていますが、正直言ってアマゾンが強いと思います。サイトの使いやすさ、価格の競争力、配送の迅速さ、確実性等ほとんどの分野でアマゾンが上回っています。特にどこにでも売っている製品に関しては楽天はアマゾンに敵いません。時価総額100兆円と1兆円の体力の違いがどうしても出てしまうのです。しかし唯一楽天が優っている分野があります。それはどこにでも売っていない商品です。この分野に関しては、楽天が上回っています。アマゾンは常にエンドユーザーの立場を優先させますので、出品者にしてみればかなり厳しい環境だと思いますが、楽天はエンドユーザーも出品者も大事と言うスタンスですので、アマゾンに比べれば出品者の居心地が良いのだと思います。従って他では見つからない様な日本酒だったり、北海道の農家が手塩にかけて育てたアスパラガスだったりというスペシャルな品物が楽天では多く見られます。こういう商品はアマゾンではあまり見かけません。これが楽天の強みでしょう。私は購入する商品の性格に応じて、アマゾンと楽天を使い分ける様にしています。

楽天経済圏

楽天は通販では巨人アマゾン相手に苦戦を強いられていますが、彼らの強みは収入源が多岐に亘っている点です。特に金融サービスでは近年著しい伸びが見られます。楽天は通販、金融の二本柱を軸に広範囲に顧客を囲い込んでいます。私も楽天なしでは生活ができないほど楽天経済圏に取り込まれています。取り込まれる理由は楽天スーパーポイントというポイント付与制度にあると思います。このスーパーポイントは楽天経済圏の様々なサービスを使えば使うほど付与率が高まります。今、私は楽天市場(通販サイト)で買い物すると、スーパーポイントが通常のお客さんの7倍溜まります。これ何故かというと、楽天銀行、楽天証券、楽天生命、楽天モバイルなど楽天経済圏の様々なサービスを使っているためです。従い、この経済圏を使えば使うほど有利な条件を得られるというインセンティブになっており、気がついてみると楽天の経済圏に取り込まれた自分を発見するという訳です。ただそうなっても後悔しないのは、それぞれのサービスが顧客本位に作られているので、非常に使いやすい為です。楽天銀行は私が最初に使い始めたネット銀行ですが、手数料は安いし、365日24時間何時でもモバイルで使用できるという事で、メガバンクなどより遥かに便利です。楽天銀行に口座を作ると、楽天証券、楽天生命、楽天市場、楽天カード、楽天Edyとサービスを拡大するのはめちゃ簡単です。楽天カードは瞬く間に日本最大のユーザーを獲得するに至りましたが、その使いやすさを考えれば当然でしょう。

楽天通信市場に進出

アマゾンの持たない経済圏を持つ楽天は、通販だけをとれば劣勢に立たされるかもしれませんが、それ以外のサービスで巻き返すでしょう。それに加えて、今年の4月からは携帯キャリアーとしてサービスを開始しました。日本の通信市場は3社寡占の状態が続き、通信料金が高止まりしていました。私もSIMフリーを使って、通信料金を節約していましたが、遂に楽天が参入を果たしました。楽天の参入に関して、基地局が足りないとか、他のキャリアーに比べれば安定度に欠けるとか厳しい論調が目立ちますが、私は楽天はこれらの問題を乗り越えると見ています。楽天が示した料金プランは何と一択、データ制限なしのニッキュッパ(2,980円)です。これは国際的に見ても競争力のある価格です。通信エリアが大都市に制限される等未だ見劣りする部分ありますが、こんなもの時間が解決するでしょう。その上最初の1年は無料です。これはやってみる価値あります。私も早速楽天モバイル に申し込みました。本当に無料で申し込めます。1年間タダでその後も2,980円というのは魅力です。その上、スーパーポイントの付与率が高まります。

アマゾンとは違う経済圏を作る楽天

楽天が持っているサービスで今後不振に喘ぐ部門もあると思います。楽天トラベルなどはコロナの煽りを受けて、当面厳しいでしょう。でもグループ全体としては、通販、金融の二本柱はコロナの影響を受けないどころか、寧ろ追い風を受ける部分ですし、これに通信が加われば鬼に金棒でしょう。アマゾンが楽天と同じ様な経済圏を作れば、楽天も敵わないと思いますが、アマゾンに銀行免許や通信キャリアーとしてのライセンスを日本政府が与えるとは思いません。楽天はアマゾンとは違った土俵で勝負できるのです。

 

P.S.

楽天市場で買い物する時は、0か5の付く日にお買い物してください。それと時々お買い物マラソンというキャンペーンやっています。私はこのキャンペーンやっている時にまとめ買いしています。このキャンペーンはエントリーが必要ですのでお忘れなく。ご存知の方も多いと思いますが、念のため付け加えます。

 

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