アップルの罠にはまった人たち
世の中には、アップルの信者が沢山います。
常にアップルを買い、アップルを使う。他の製品には見向きもしない。
アップルの新製品が出れば、即座にネットで確かめる。新製品が出る前から、その噂が正しいかどうか気になって仕方がないという具合です。
私もアップル病にかかっている事は間違いありません。パソコンやスマホは勿論、タブレットやイヤホンの類まで、りんごのマークで染め上げられています。
巧妙に仕掛けられたアップル社の罠にまんまとはまっている事は明白ですが、この罠から抜け出すのはかなりの難問です。
米紙ウォールストリートジャーナルが「今買うべき、買うべきでないアップル製品」と題した記事を掲載しました。
そんな事どうでも良いと思われる方も多いと思いますが、アップル中毒患者の方もおられると思いますので、ご紹介したいと思います。
アメリカ人が、これから販売を予測されている製品をどの様に分析しているのか、参考になると思います。
アメリカ人専門家の分析
今は、基本的にアップルの製品を買ってはいけないそうです。
記者は次の様に理由を述べます。
- 先ず、iPhoneは次のモデルが発表される可能性が高い。次のモデルは5G対応になっているだろうし、デザインは一新され、カメラ性能も向上しているはずだ。
- もし、現行モデルiPhone11を今買えば、後悔することになるだろう。というのも次モデル(恐らくはIPhone12という名称)は上記の様な性能を備えた上に、今のiPhone11と同じ値段で売り出される可能性が高いからだ。
- そうなると型落ちとなったiPhone11は今よりかなり安い値段で販売されることになるだろう。
- もう一つ、iPhone11を購入すると後悔する理由がある。アップルはiPhone6S以降のモデルのソフトウエアを一新するらしい。
- この無償アップグレードで、今、皆さんの手元にある古いiPhoneも新鮮に感じられるかも知れないのだ。iPhone12を待ちましょう。
こんなこと言われると、つい先日、iPhone11に切り替えた私はどうしてくれるんだと悩むことになります。でも負けず嫌いの私は「5Gがどうしたというのだ。今の4GでもYouTubeなど動画が問題なく観れるのだ。スマホでこれ以上の物が必要なのか」なんて負け惜しみを言って、自分を慰めるのです。
アップルウォッチも買ってはいけないそうです。その理由は下記の通りだそうです。
- 最新モデルのシリーズ5は悪くないが、次のモデルは飛躍的にセンサーの性能が向上するらしい。
- このセンサーは血中酸素飽和度(コロナ感染の可能性を示す指標の1つ)が測定できるようになるとの報道もある。
- 新モデルは今年の秋に販売開始される可能性が高い。そうなれば現行上位モデルは値下げされるだろう。
iPhoneに関する記述は、目に触れたくないものを観てしまった様な気がした私ですが、快哉を叫んだのは、私のお気に入りのノイズキャンセリングイヤホンであるAirPods Proに関する記述でした。
これだけは、今買っても良いそうです。次の様に理由が述べられています。
- AirPodsは秋にソフトウエアのアップグレードが予定され、これにより益々使い勝手がよくなると思われる。
- AirPodsはユーザーの充電習慣を学習し、充電を最適化してバッテリーの劣化を軽減してくれるようになる。
- 映画館にいる様なサラウンド効果も楽しめる様になる。
ご参考までに、私の以前のブログ貼り付けておきます。
脈々と流れるジョブズのDNA
たかがガジェットではないかとおっしゃる方も多いと思いますが、アップルの新製品はたまに(いつもではありません)、ライフスタイルを根本的に変えるのではと思う様なものがあります。
昔、ソニーのWalkmanが部屋で聞くものだった音楽を戸外に持ち出したのと同様に、アップルのノイズキャンセリングイヤホンであるAirPods Proは寝るとき以外、常にこれを装着するというスタイルが十分あり得ると思わせます。
最近、このイヤホンを付けながら、家事をやるという主婦が増えているとの話があります。
イヤホンから入る情報はながら作業に向いており、家事をしながら、大学の講座を聞くことも可能です。
このイヤホンとリンクしたiPhoneが寝ている赤ん坊のそばにあれば、赤ん坊に異変が起きた時に、イヤホンに信号が来るなどというアプリも開発されている様です。
まさにハードが人間の暮らし方を変えようとしている訳です。
こんな製品を生み出すアップルは、ジョブズ亡き後も、そのDNAは未だに健在と言えるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、有り難うございました。