活気が戻ったパリの街並み
フランスでも新型コロナの長いトンネルの出口が漸く見えてきた様です。
先日6ヶ月ぶりにカフェが再開されたとパリの友人が伝えてくれました。
半年も閉めていたのかと唖然としましたが、パリの街に活気が戻ってきたのは大変嬉しい事です。
フランスの社会が元に戻る原動力になったのは、間違いなくワクチン接種が進んだ事の様です。
仏紙Les Echosが高齢者接種の影響について記事を掲載しました。
「Covid : vaccinés, les plus de 75 ans ont neuf fois moins de risque d'être hospitalisés」(ワクチン接種済みの75歳以上高齢者入院の可能性9分の1に)と題された記事かいつまんでご紹介したいと思います。
Les Echos記事要約
私たちはすでにイギリスやイスラエルでの実証結果を知っていましたが、ワクチンは非常にうまく機能する様です。
フランスの国立保健庁は、今週金曜日に、予防接種の結果について大規模に実施された研究の初版を発表しました。
「ワクチンは、75歳以上の人々の重症化リスクを大幅に軽減します」と保健庁は結論付けています。
実際、2回目の接種から7日後には重症化リスクが87%低下します。
したがって入院患者は9分の1になります。
死亡のリスクについては、まだ最終的な結果が出ていませんが91%の減少が示されています。
400万人のフランス人のサンプル
研究においては、 400万人の高齢者、ナースステーションの住人、介護施設、その他75歳以上の患者が対象となりました。
これらのうち、140万人が12月27日から2月24日の間に予防接種を受け、260万人は予防接種を受けていませんでした。
ワクチン接種を受けた患者には、メッセンジャーRNAタイプの、BioNTech / Pfizer(全体の92%)、Modernaワクチンのみが投与されました。
販売承認の根拠となった臨床試験では、これら2つのワクチンについて、95%に近い非常に高い有効性が示されました。
保健庁はこの二つのワクチンは同等の効果を持っている事を確認しました。
さらに、深刻な病気になるリスクが最も高い高齢者を対象とした研究の結果は、ワクチンの効果がより若い層よりも優れていることを示しています。
リスクの低下は、75〜84歳よりも85歳以上のワクチン接種者の方が大きい事を示しています。
2回目の接種前でもリスクが33%低下
この研究では、入院のリスクはワクチン初回投与から13日間で56%低下することが示されています。
しかし、接触症例やコロナの症状のある人はワクチン接種から除外されているため、この結果は多少バイアスがかかっています。
その後、14日目から2回目の投与まで、ワクチン未接種と比較してリスクの低下は33%です。
最初の注射から3〜4週間後の2回目の投与から、ワクチンの有効性は86%に跳ね上がりました。
一刻も早い接種を
どの国でもワクチンは目覚ましい効果を発揮しています。
特に高齢者にこれだけ大きな効果が期待できるとなると、一刻も早く高齢者を中心に接種を行うべきと思います。
メッセンジャーRNAの副反応について一抹の不安はありますが、他先進国の結果は心強い限りです。
日本の街に活気を取り戻すために必要なのは一にも二にもワクチンだと思います。
最後まで読んで頂き、有り難うございました。