MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

バイデン氏のお粗末な幕引き - 日鉄の買収を阻止

日本は同盟国ではないのか バイデン大統領が下した日鉄のUSステール買収阻止の決断は大きな波紋を広げました。 筆者もこの判断には驚かされました。 最大のライバル中国に対抗するのに最も重要な同盟国である筈の日本を安全保障上の理由からあたかも敵国の様…

シリアにおけるイランの敗北はトルコの勝利

あっという間の政権崩壊 シリアのアサド政権はあれよあれよと言う間に崩壊しました。 ロシアとイランの支援を受けてしぶとく政権を維持してきたアサド大統領は何故これほどあっけなく政権を放り出してしまったのでしょうか。 今思えばハマスのイスラエル奇襲…

トランプ氏が成功した民主党支持層の切り崩し

民主党大敗の理由 大統領選が終わり、トランプ次期大統領は矢継ぎ早に閣僚人事を発表し、次期政権の枠組みが固まってきています。 それにしても今回の選挙、事前の大接戦の予想とは裏腹に、上院、下院も含めたトリプルレッドが実現し、民主党完敗の結果とな…

大接戦のはずがあっさり終わった大統領選

トランプ大統領再選が世界に与える影響 トランプ氏とハリス氏の大統領選はあっけなくトランプ氏の圧勝に終わりました。 世界最強の権力者を決める選挙の結果は世界中の国に大きな影響を与えます。 BBCが「The view from countries where Trump's win really …

犬用カートの販売台数がベビーカーを上回った韓国

極端に低い出生率に悩む韓国 韓国では小型の犬を載せたベビーカーが日常風景の一部になっている様です。 韓国の出生率が世界でも最低水準であることは良く知られていますが、ベビーカーの販売台数を犬用のカートのそれが上回ったというニュースは人々を驚か…

東南アジアで米国が支持を失いつつある理由

米国外交の評価 米国の外交は今世界でどの様に評価されているのでしょうか。 特に米国が重要視しているインド太平洋地域、その中でも中核をなす東南アジアの国々は米国をどの様に評価しているのでしょうか。 この点について、米誌Foreign Affairsが​​「Ameri…

米国五輪団が採用した深い睡眠を得るための10則

競技前夜の睡眠の重要性 パリオリンピックが終了しました。 選手の活躍を支えるのは何よりも睡眠ですが、選手たちは時差ボケと戦いつつどうやって十分な睡眠を確保したのでしょうか。 香港紙のSouth China Morning Postが「米五輪チームの指導者が唱える最高…

パリ五輪で驚異の復活を遂げた世紀の歌姫

開会式最大のサプライズ 皆さんも既にご存知と思いますが、セリーヌ ディオンがパリオリンピックの開会式に登場し、エッフェルタワーから「愛の讃歌」を歌い上げました。 彼女が進行性の難病にかかり、歌うどころか椅子から立ち上がることさえできないほどの…

台頭するインド系リーダー達

副大統領候補夫人はインド系 米国では共和党全国大会が開かれ、副大統領候補にヴァンス上院議員が指名されました。 テレビ報道を見ていると、ヴァンス候補の傍らにインド系と思われる夫人が付き添っている事に気が付きました。 興味が湧いて、メディアを調べ…

酒もタバコも好きなスペイン人が長生きな訳

南欧は意外にも長寿国 日本は長寿国として有名ですが、欧州も負けてはいません。 欧州の中では所得の高い北欧が南欧に比べてより長寿と思われますが、実は南欧も長寿という点はあまり負けていない様です。 昼間から酒を飲んでいる様な南欧の人々は不摂生の様…

AIは不老長寿の薬を可能にするか

AIがもたらすものとは AIはChat GPTの登場により、私の様な素人にも身近な存在になりましたが、AIの進化により将来どんな変化が人類にもたらされるのか良く理解できません。 英誌エコノミストがこの点について「Ray Kurzweil on how AI will transform the p…

今こそ米国とトルコは和解すべきだ

土壇場の訪米キャンセル トルコのエルドアン大統領は5月にバイデン政権下で初の米国公式訪問を行う予定でしたが、土壇場でキャンセルとなりました。 人権を謳うバイデン大統領と強権的とされるエルドアン大統領の相性は決して良くないのですが、ウクライナで…

イラン人がハマスよりイスラエルに好意を抱く理由

有史以来初めての軍事衝突 イランとイスラエルは最近お互いを攻撃しあいました。 この両国は昔から何度も戦火を交えてきたものと思っていましたが、実は今回の攻撃は有史始まって以来のものだった様です。 イラン人とユダヤ人との間には知られざる長い友好関…

ライバルの台頭を許さない米国

グリーンエネルギーでも火花を散らす米中 米中の対立は最近厳しさを増しています。 米国は世界覇権を譲る積もりはなく、米国の座を脅かすライバルの台頭を決して許しません。 日本も1990年頃にJapan as No.1などともてはやされましたが、半導体や自動車の分…

知らぬ間に増大する中国からの移住者

円安が拍車をかける外人の不動産熱 最近の円安は日本で売られているものの価格をドル換算で大きく下げました。 筆者も最近頻繁に海外に行きますが、以前は日本に比べて物価が安いと思ったトルコの様な国でも物価が高いと感じる様になりました。 日本人の旅行…