リスクを取る事を選択した大統領 昨日のブログでトランプ大統領はイランの核施設を爆撃しないだろうと予測しましたが、見事に外れました。 今朝、フォルドゥの地下核施設を含め、3ヶ所を空爆したと大統領自ら表明しました。 WSJの様な大手新聞も社説で攻撃…
エスカレートの瀬戸際 イランがイスラエルを急襲してからはや1週間が過ぎようとしていますが、未だに収束の気配は感じられません。 それどころかイラン中部の地中深くに建設された核燃料製造工場を米国の特殊爆弾で空爆しようかという議論さえ出てきていま…
バスの本数が減らされる地方の現状 日本の人口は急速に少子高齢化し、地方ではタクシーやバスの運転手が不足して大きな社会問題になっています。 先日、九州の小都市を訪れましたが、老人比率の多さに驚かされました。 最近バスの本数が減らされて買い物に出…
国を持たない最大の民族ークルド族 トルコのクルド問題はあまり日本では話題になりませんが、同国が抱える安全保障上の問題で最も深刻な問題といっても過言ではないでしょう。 トルコにはクルド人が1500万人以上もいて、トルコの人口の2割程度を占めていま…
フランス人にも置いて行かれた日本人 日本人の英語力の低さを嘆く声は多いのですが、仏紙フィガロにこの点に関する記事が掲載されました。 お世辞にも英語が上手とは言えないフランス人から見下されるほど日本人の英語力は低下してしまった様です。 確かに以…
政策変更を余儀なくされるドイツ 現在欧州の安全保障は大きく揺らいでいます。 トランプ大統領はNATOへのただ乗りを厳しく批判し、欧州諸国に軍事支出の大幅増額を要求しました。 米国が欧州の安保からフェイドアウトする中、欧州でも新しい動きが模索されて…
欧州から距離を置く米国 ここのところ欧州には激震が走っています。 トランプ大統領はウクライナ戦争の停戦に向けて動き出し、欧州の頭越しにプーチン大統領と直接交渉を始め、欧州は蚊帳の外です。 欧州は停戦交渉に関与させろと主張したものの、トランプ大…
米国の歴史的な戦略転換 最近米国は国連の安保理でロシアと協力してウクライナの早期停戦に関する決議案を通しました。 ロシアの侵略に触れないこの決議案に対して英仏は棄権して反対の意を表しました。 これに先立ちトランプ大統領はロシアをG7に呼び戻すべ…
世界中に発信された口論 先日のワシントンでのトランプ大統領とゼレンスキー大統領の口論はライブで世界中に発信されました。 ゼレンスキー大統領の気持ちもわからないではありませんが、トランプ大統領を怒らせてしまった事は、ウクライナの将来に大きな影…
トランプ政権の大統領令ラッシュ トランプ大統領は就任後矢継ぎ早に大統領令を大量に発令しましたが、その中に鉄鋼とアルミ製品に一律25%の輸入関税をかけるというものがあります。 これはおそらく鉄鋼大国の中国を狙ったものと思いましたが、米国の鉄鋼輸入…
日本は同盟国ではないのか バイデン大統領が下した日鉄のUSステール買収阻止の決断は大きな波紋を広げました。 筆者もこの判断には驚かされました。 最大のライバル中国に対抗するのに最も重要な同盟国である筈の日本を安全保障上の理由からあたかも敵国の様…
あっという間の政権崩壊 シリアのアサド政権はあれよあれよと言う間に崩壊しました。 ロシアとイランの支援を受けてしぶとく政権を維持してきたアサド大統領は何故これほどあっけなく政権を放り出してしまったのでしょうか。 今思えばハマスのイスラエル奇襲…
民主党大敗の理由 大統領選が終わり、トランプ次期大統領は矢継ぎ早に閣僚人事を発表し、次期政権の枠組みが固まってきています。 それにしても今回の選挙、事前の大接戦の予想とは裏腹に、上院、下院も含めたトリプルレッドが実現し、民主党完敗の結果とな…
トランプ大統領再選が世界に与える影響 トランプ氏とハリス氏の大統領選はあっけなくトランプ氏の圧勝に終わりました。 世界最強の権力者を決める選挙の結果は世界中の国に大きな影響を与えます。 BBCが「The view from countries where Trump's win really …
極端に低い出生率に悩む韓国 韓国では小型の犬を載せたベビーカーが日常風景の一部になっている様です。 韓国の出生率が世界でも最低水準であることは良く知られていますが、ベビーカーの販売台数を犬用のカートのそれが上回ったというニュースは人々を驚か…