MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

政治経済

トランプ大統領が残した傷跡 - 米国が再生するためには

米国の威信が揺らいだ一日 先日のトランプ大統領支持者による国会乱入には驚きました。 神聖なる国会議事堂を踏みにじった暴徒の振る舞いにも驚きましたが、それを阻止すべき警官隊が機能不全に陥っていた事や、この乱入そのものが、法と秩序を守るべき現職…

トランプ支持者の国会乱入を容認する共和党支持者 - 変容した共和党支持層

国会乱入の衝撃 昨日のトランプ支持者の国会議事堂乱入には驚きました。 死者も4名出たとの事ですので、これは米国政治史に汚名を刻んだ出来事と言えるでしょう。 この日国会では大統領選の選挙人投票が行われており、その最中にデモ隊が警官のバリケードを…

ジョージア州決選投票の結果がバイデン政権にもたらすもの

民主党上院も過半数を獲得 米国上院で残された2議席を争うジョージア州の決選投票の結果が出ました。 驚くなかれ、共和党の現職2名を民主党の新人議員が破り、上院での議席は50:50で両党が拮抗する事になりました。 この場合、上院議長として副大統領のハリ…

米中覇権争いの見通し

バイデン政権にとっても最重要課題 - 中国 米中の対立はトランプ政権末期に激化しました。 この対立の本質は世界覇権を巡る争いですので、バイデン政権になっても継続されるのは間違いありません。 この対立の本質、今後の見通しについて米誌Foreign Affairs…

バイデン氏元将軍を国防長官に指名する- 逆転人事の真相は

初の黒人国防長官誕生か 国防長官の指名が遅れていましたが、バイデン 次期大統領は元陸軍大将のロイド・オースティン氏を指名しました。 このポジションには、元国防総省次官のミシェル・フロノイ氏が最有力と見られていましたが、彼女への指名は見送られ、…

バイデン 氏が直面する喫緊の外交課題

ねじれ議会に直面するバイデン 政権 12月に入り、バイデン 政権が誕生するまで、2ヶ月を切りました。 ジョージア州の上院2議席に関し、1月に決選投票が行われる予定ですが、かなりの確率で、バイデン 大統領は野党共和党が多数を占める上院と対決する事にな…

イラクとシリアのクルド人をバイデン 政権はどう扱うか

国を持たない最大の民族クルド クルド人という民族をご存知でしょうか。 クルド人は自分の国を持たない最大の民族と言われています。その数は4千万人を上回り、トルコ、イラン、イラク、シリアに多く居住しています。 私の住んでいたトルコにも1500万人もの…

米国務長官指名固まる

バイデン 氏閣僚人事近々発表か バイデン 次期大統領がいよいよ閣僚人事を発表する様です。 米国メディアは一斉に次期国務長官としてアントニー ブリンケン氏が指名される予定と伝えました。 ブリンケン氏はどんな人でしょうか。 ウォールストリートジャーナ…

武装ドローンの拡散にどう対応すべきか

勝敗を分けた武装ドローン ナゴルノ=カラバフ地域を巡るアゼルバイジャンとアルメニアの武力紛争はアゼルバイジャンの勝利に終わりました。 この戦争で勝敗を決したのは、戦車でもミサイルでもなく、アゼルバイジャン軍が使用した武装ドローンだと言われてい…

アジアでの戦争を避けるには - 次期国防長官候補の主張

国防長官候補が寄稿した論文 バイデン大統領のアジア政策はどの様になるでしょうか。 その鍵を握るのは国務長官と国防長官の人事だと思います。 既にバイデン 氏は閣僚の選定に入っていると伝えられていますが、国防長官の有力候補として名前が上がっている…

バイデン政権はトルコにどう向き合うべきか

NATO内部での対立 トルコはNATO(北大西洋条約機構)のメンバーですが、最近他のNATOメンバーである欧米諸国との関係にきしみが生じているのはご存知の通りです。 キプロス沖の天然ガス開発に関しては、隣国ギリシャと対立し、NATOの仮想敵国であるロシアか…

バイデン氏は先ず何から着手すべきか

バイデン政権最初の100日 バイデン氏は政権についた後、何から手をつけるでしょうか。 最初の100日がその政権の良し悪しを決めると言われますが、バイデン氏も、政権の浮沈を決めかねない政策の優先順位に関して、現在、策を練っていると思います。 そんな中…

バイデン氏当選が世界に与える影響 - 中国

祝電を送らない理由 バイデン氏に祝電を送らない国の一つに中国があります。 バイデン氏に祝電を送らない理由を、中国共産党系の英字新聞である「Global Times」は、「中国は米国大統領選のごたごたに巻き込まれない様に距離を置く必要がある」と説明してい…

中国は米国をどの様に分析しているのか

バイデン候補の対中対策に関する懸念 バイデン候補が遂に勝利宣言を行いました。一方、トランプ大統領は法廷闘争を続ける構えで、まだ最終決着まで時間がかかりそうです。 バイデン氏が大統領になった場合、日本にとって一番気になるのは対中政策です。 再び…

失われた米国投票システムへの信頼- オンライン投票の導入は必要か

法廷闘争の可能性も 昨日のブログで、「敗者は潔く負けを認めるべきだ」と書きましたが、トランプ大統領は、たとえバイデン候補が勝敗ラインである270人に達したとしても、「今回の選挙には不正があった」として、大統領の座を譲るつもりはなさそうです。 降…

米国の民主主義は風前の灯か

決着がつかない大統領選 大統領選はバイデン候補が優位を保っていますが、未だ決着がついていません。 トランプ大統領は反対勢力が選挙をSteal(盗んだ)と非難し、法廷闘争を辞さない構えを見せています。 過去の大統領選では大手メディアが当選確実を遅く…

トランプ氏再選を阻止するのはトランプ氏自身だ

大激戦の大統領選 このブログを書いている時点で、大統領選開票はかなり進み、両候補が稀に見る大激戦を展開しています。 法廷闘争にまでもつれ込むのではとの予測もありますが、米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)がトランプ大統領の過去4年を総括し、…

トランプとバイデンどちらが大統領になるべきか(続編)

トランプ大統領に対する批判記事 物事の真偽は様々な意見を聞いてから判断すべきと言われています。 特に政治の様に主観が大きな比重を占める世界は特にそうです。 昨日、バイデン候補に対する批判的な意見をご紹介しましたが、それだけでは片手落ちです。 …

バイデン候補の対中政策はどうなるのか

バイデン陣営の対中政策 中国政府は次の大統領が誰になるか固唾を飲んで見守っているに違いありません。 もしバイデン候補が当選したら、米国の対中政策がどの様に変わっていくのか、彼らは情報分析に余念がないと思われます。 この点について、参考になる論…

アメリカ外交はどこへ向かうのか(続編)

バーニー サンダース氏の外交方針 昨日、トランプ政権の外交政策を批判する論文を紹介しましたが、もう一つ批判論文をご紹介したいと思います。 昨日ご紹介した論文は保守派のものでしたが、今日はリベラル派のものです。 著者はリベラル系の中でも最も左に…

アメリカ外交はどこへ向かうのか

外交問題が議論されなかった討論会 昨日最後の大統領候補討論会が行われましたが、外交問題が全くと言って良いほど議論されなかった事に驚いたのは私だけではないでしょう。 トランプ大統領は中東において、イスラエルとUAE、バーレーンの国交回復という大き…

フランスとトルコの対立に仲裁役として介入するプーチン大統領

米国のユーラシア大陸からの撤退がもたらすもの 「世界の警察官をやめる」と宣言したのは、オバマ大統領でしたが、トランプ政権もその流れを引き継いで、各国に駐留する米軍を相次いで削減しています。 一万人を超える兵力を抱えていたアフガニスタンでは来…

外から見た日本 - 外交面で高い評価

外から見る日本 日本人は他人からどの様に見られているかを大変気にする国民だと思います。 これが同調圧力の原因にもなっていると思われますが、外国人が日本をどの様に見ているかについては、あまり関心を示しません。 関心を示さないというか、日本のメデ…

再統一30周年を迎えるドイツ - 欧州の巨人の将来は

突然崩れたベルリンの壁 東西ドイツが再統一を果たしたのは1990年10月3日でした。 ドイツでは30周年を祝う催しが各地で行われた様です。 私は冷戦時代の東ドイツを訪問した事がありますが、当時、東西ドイツが再統一されるなどとは予想もしませんでした。 チ…

米国最高裁判事指名で激しく揺れる米国政界

トランプ大統領最高裁判事指名 トランプ大統領は新しい最高裁判事として、保守派の女性判事バレット氏を指名しました。 このニュース日本では扱いが小さいですが、米国では大統領選への影響も大きいことから、トップニュースとして扱われています。 米国の最…

英誌エコノミストの安倍首相に対する評価

英誌 Economistのメインタイトルになった安倍首相 安倍首相のレガシーに関しては、内外のメディアが様々な論評を加えていますが、驚いたのは、英誌Economistが今週号のメインタイトルを「How Abe Changed Japan」(安倍首相は日本をどの様に変えたか)とした…

UAEがイスラエルに接近した本当の理由は

UAEの歴史的決断の背景は 先日、UAEがイスラエルとの国交樹立を宣言し、世界を驚かせました。 私もパレスチナを犠牲にしてまで、UAE(アラブ首長国連邦)がイスラエルを選んだ事に衝撃を受けました。 それほどパレスチナを支援するというアラブの大義は重い…

UAEとイスラエルの歴史的合意- 中東の地殻変動の始まり

突然の二国間国交樹立 UAE(アラブ首長国連邦)とイスラエルが米国の仲介で国交を結んだというニュースには驚かされました。 UAEと言えば湾岸諸国の中心国であり、アラブの連帯を掲げてパレスチナの独立運動を支援し、イスラエルを激しく非難していた国です…

英仏メディアから見た台湾問題の行方

米国高官突然の台湾訪問 8月10日米厚生省のアザー長官が台湾を訪問しました。 台湾と米国の間に、現在正式な国交はありません。 1979年にニクソン大統領ーキッシンジャー補佐官コンビによって、米国は中華人民共和国と国交を結び、中華民国(台湾)は国連か…

まだまだ判らぬ米大統領選の行方

バイデン候補当確は本当か 日本のマスコミ報道では、次の米国大統領はバイデン氏でほぼ決まりの様ですが、本当でしょうか。 前回の大統領選では、ヒラリー候補が勝利すると予測していましたが、蓋を開ければトランプ大統領の勝利に終わりました。 同じ過ちを…