MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

政治経済

バイデン候補の対中政策はどうなるのか

バイデン陣営の対中政策 中国政府は次の大統領が誰になるか固唾を飲んで見守っているに違いありません。 もしバイデン候補が当選したら、米国の対中政策がどの様に変わっていくのか、彼らは情報分析に余念がないと思われます。 この点について、参考になる論…

アメリカ外交はどこへ向かうのか(続編)

バーニー サンダース氏の外交方針 昨日、トランプ政権の外交政策を批判する論文を紹介しましたが、もう一つ批判論文をご紹介したいと思います。 昨日ご紹介した論文は保守派のものでしたが、今日はリベラル派のものです。 著者はリベラル系の中でも最も左に…

アメリカ外交はどこへ向かうのか

外交問題が議論されなかった討論会 昨日最後の大統領候補討論会が行われましたが、外交問題が全くと言って良いほど議論されなかった事に驚いたのは私だけではないでしょう。 トランプ大統領は中東において、イスラエルとUAE、バーレーンの国交回復という大き…

フランスとトルコの対立に仲裁役として介入するプーチン大統領

米国のユーラシア大陸からの撤退がもたらすもの 「世界の警察官をやめる」と宣言したのは、オバマ大統領でしたが、トランプ政権もその流れを引き継いで、各国に駐留する米軍を相次いで削減しています。 一万人を超える兵力を抱えていたアフガニスタンでは来…

外から見た日本 - 外交面で高い評価

外から見る日本 日本人は他人からどの様に見られているかを大変気にする国民だと思います。 これが同調圧力の原因にもなっていると思われますが、外国人が日本をどの様に見ているかについては、あまり関心を示しません。 関心を示さないというか、日本のメデ…

再統一30周年を迎えるドイツ - 欧州の巨人の将来は

突然崩れたベルリンの壁 東西ドイツが再統一を果たしたのは1990年10月3日でした。 ドイツでは30周年を祝う催しが各地で行われた様です。 私は冷戦時代の東ドイツを訪問した事がありますが、当時、東西ドイツが再統一されるなどとは予想もしませんでした。 チ…

米国最高裁判事指名で激しく揺れる米国政界

トランプ大統領最高裁判事指名 トランプ大統領は新しい最高裁判事として、保守派の女性判事バレット氏を指名しました。 このニュース日本では扱いが小さいですが、米国では大統領選への影響も大きいことから、トップニュースとして扱われています。 米国の最…

英誌エコノミストの安倍首相に対する評価

英誌 Economistのメインタイトルになった安倍首相 安倍首相のレガシーに関しては、内外のメディアが様々な論評を加えていますが、驚いたのは、英誌Economistが今週号のメインタイトルを「How Abe Changed Japan」(安倍首相は日本をどの様に変えたか)とした…

UAEがイスラエルに接近した本当の理由は

UAEの歴史的決断の背景は 先日、UAEがイスラエルとの国交樹立を宣言し、世界を驚かせました。 私もパレスチナを犠牲にしてまで、UAE(アラブ首長国連邦)がイスラエルを選んだ事に衝撃を受けました。 それほどパレスチナを支援するというアラブの大義は重い…

UAEとイスラエルの歴史的合意- 中東の地殻変動の始まり

突然の二国間国交樹立 UAE(アラブ首長国連邦)とイスラエルが米国の仲介で国交を結んだというニュースには驚かされました。 UAEと言えば湾岸諸国の中心国であり、アラブの連帯を掲げてパレスチナの独立運動を支援し、イスラエルを激しく非難していた国です…

英仏メディアから見た台湾問題の行方

米国高官突然の台湾訪問 8月10日米厚生省のアザー長官が台湾を訪問しました。 台湾と米国の間に、現在正式な国交はありません。 1979年にニクソン大統領ーキッシンジャー補佐官コンビによって、米国は中華人民共和国と国交を結び、中華民国(台湾)は国連か…

まだまだ判らぬ米大統領選の行方

バイデン候補当確は本当か 日本のマスコミ報道では、次の米国大統領はバイデン氏でほぼ決まりの様ですが、本当でしょうか。 前回の大統領選では、ヒラリー候補が勝利すると予測していましたが、蓋を開ければトランプ大統領の勝利に終わりました。 同じ過ちを…

欧州の顔として存在感を増すマクロン仏大統領

電撃的なベイルート訪問 マクロン仏大統領が大爆発の2日後、電撃的にベイルートを訪問した事が欧州のメディアで大きく取り上げられました。 仏テレビ局France 24を見ていて驚いたのは、彼がベイルート市内を歩いて視察した事でした。 群衆にもみくちゃになり…

トランプとバイデンどちらが中国に甘いか

米国大統領選まで100日を切りました。 世論調査では相変わらずバイデン氏がトランプ大統領を大幅にリードしています。 バイデン氏は、デラウェア州の自宅の地下室から、オンラインで時折有権者に呼びかけるだけで、公の場にはほとんど登場せず、穴熊作戦を決…

CNNが言い当てた香港国家安全法の本質

CNNが言い当てた国家安全法の本質 香港国家安全法が中国の全人代で、6月30日可決されました。米国のCNNが記事につけたタイトルが秀逸です。 Hong Kong is about to be governed by a law most residents have never seen. And it’s already having an effect…

中印国境衝突で燃え上がるインド世論

ヒマラヤ山中での印中両軍の衝突は記憶に新しいところですが、この衝突はその後も尾を引いている様です。 両国の関係について、米紙Foreign Policy(FP)が「中国との貿易戦争がインドにとって如何に都合が悪いか」というタイトルで記事を掲載しています。かい…

独ワイヤーカード事件があぶり出したドイツの弱点

昨日のブログで、独フィンテック企業ワイヤーカード社の会計不正疑惑について触れましたが、このスキャンダルについて、英紙「Financial Times」に続いて、英誌「Economist」が「ワイヤーカード社の事件が空売りの効能に光を当てた」と題して興味深い分析を…

トランプとバイデン どちらが中国にとって都合が良いか

大統領選の最大の争点ー中国 トランプ大統領とバイデン 氏の間で、大統領選が繰り広げられる事が決まりましたが、最近の世論調査のほとんどで、バイデン 氏がトランプ大統領を大きくリードしているとの結果が出ています。しかし、トランプ大統領もしたたかな…

米韓の思惑を巧みに利用する北朝鮮の作戦

金与正が韓国政府との交渉窓口閉鎖を示唆 北朝鮮のリーダー金正恩の妹、金与正が、脱北者団体が北朝鮮向けに北朝鮮政府を批判するビラ風船を飛ばしている事に関して、韓国政府の取締りがなまぬるいと、厳しく批判している事が話題になっています。 彼女は、…

米軍基地はドイツよりも米国にとって重要だ

保守もリベラルも疑問を投げかけるトランプ政権の外交方針 先日、ドイツにおける駐留米軍の削減計画に反対する保守系米紙ウォールストリートの記事をご紹介しましたが、同じ問題に関して、今度はリベラルのForiegn Policyがトランプ政権に対して警鐘を鳴らし…

新冷戦において鍵を握る国ーインド

インドと中国の対立 新冷戦において鍵を握る国として、昨日、ドイツを取り上げましたが、他にも重要な国があります。本日取り上げるインドは、間違いなく重要です。 インドの第二次世界大戦以降の外交戦略の変遷、特に中国との関係について、米国のニュース…

ドイツと米国の間に吹き始めたスキマ風

米国とドイツの関係にひびが入り始めた 米中の新冷戦が始まる中、米国にとってEUは最重要と言っても良いパートナーであるはずですが、そのEUの中心国であるドイツと米国の関係がギクシャクしています。 トランプ大統領は、ドイツに駐留している米軍を、大幅…

新冷戦の引き金を引いたコロナ 踏み絵を迫られる日本

米中政府の計算を大きく狂わせたコロナ 米中の貿易摩擦は、昨年後半より激しさを増しましたが、最終的に中国が大きく譲歩した形で、今年一月、米中合意がなされました。 少なくとも表面上は、ハードネゴシエーターのトランプ大統領の軍門に下った形となり、…

SNSの功罪

ブログを始めて感じた疑問 ブログを書き始めて、いわゆるSNSというものに本格的に触れる様になりました。 社会に発信していく以上、自分の記事をたくさんの読者の方に読んで頂きたいと思うのは当然です。 ネット上にはインフルエンサーと言われる先達がおら…

香港問題の本質ートランプ大統領の再選戦略

香港に降りかかった火の粉 米通信社ロイターは「米中全面対決:火の粉を浴びる香港の不運」と題するコラムで下記の様に述べています。 トランプ大統領はこれまで、香港の民主主義が危機的状況を迎えていても、それほど強い対応を取らなかった。優先してきた…

香港問題の本質ーなぜ国家安全法を急ぐのか

トランプ大統領の決断 遂に5月29日、香港の自治を脅かす国家安全法の導入に反対して、トランプ大統領は、香港に認めてきた優遇措置の一部を撤廃すると述べました。 この国家安全法に関しては、幾つか疑問がわいてきます。 そもそも国家安全法って何? ここに…

コロナの後に何が起こるかー香港問題の本質

英米4カ国共同声明 米国は英国、カナダ、オーストラリアと共に、中国全人代の「香港国家安全法決議」に対して香港の自治を脅かすとして共同声明を提出しました。 これに対して、香港の行政府長官は「米国の香港への抗議は諸刃の剣であり、香港の国益を損なう…

コロナに悩む英国ージョンソン首相の苦悩

英国首相上級顧問のロックダウン破り 日本のマスコミではほとんど取り上げられていませんが、ジョンソン英国首相の上級顧問であるカミングス氏が、国民に課されたロックダウンを破った話が、英国メディアではトップニュースとして扱われています。 英国は既…

長い夜を楽しむ秘訣ーアネクドート

コロナ退治に成功した国の共通項 コロナ退治に成功した国を挙げると、台湾、韓国、ドイツ、イスラエルと言ったところでしょうか。 これらの国には一つ共通点がある様に思います。常に隣国からの侵略の脅威にさらされている国だという事でしょう。 台湾は中国…

コロナの後に何が起こるかー新冷戦の加速化

台湾総統のBBCインタビュー 台湾総統の蔡英文さんのBBCインタビューを見ましたが、いやはや彼女は才媛ですね。あれほど見事な英語でインタビューを受けられる政治家は日本には殆どいないと思います。 調べてみると台湾大学卒業の後、英国のロンドンスクール…