2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
英国TPP参加意思表明 英国は、ブレグジット後の計画に基づいて、アジア太平洋地域の11か国で構成される自由貿易協定への参加を正式に申請すると発表しました。 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)には、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マ…
政治的に偏った米国メディア 大統領選挙を巡る米国メディアの偏った報道ぶりは、我々日本人には理解しがたいものでした。 CNNやFox Newsは民主、共和候補の応援団とばかり、それぞれの支持者に猛烈なキャンペーンを行いました。 大統領選挙期間中、米国のメ…
核の抑止力が守ってきた世界 今年一月、86か国が署名した核爆弾の保有を禁じる国際条約が発効しました。 この条約の精神には尊いものがありますが、現実の国際世界では、この条約が世界に与える影響は微々たるものです。 今私たちが生きている世界は、限られ…
核合意復帰の可能性は バイデン政権の外交政策の中で、イランとの核合意に復帰するか否かは最も注目すべき点の一つです。 この問題について、米国の識者の意見は賛否両論メディアで盛んに取り上げられていますが、もう一人の当事者であるイラン側の意見は全…
ワクチン接種一斉に始まる 新型コロナに対するワクチン接種が世界中で始まっています。 ワクチンを受けた人が、今後海外旅行ができる様になるのでしょうか。 既にワクチンを受けた事を証明する「ワクチンパスポート」導入の検討が始まっています。 しかし、…
高騰したテスラ株価 昨年は新型コロナの出現で世界の株価は大きく下げるものと予測されましたが、現実は大きく異なり、平均株価は上昇しました。 その中でも大きく値を上げたのが電気自動車(EV)で有名なテスラです。 イーロン マスク率いる同社の株価は昨年…
大統領就任式のサプライズ 1月20日に行われたバイデン大統領の就任式に台湾代表が招待されたというニュースには驚きました。 この招待はニクソン大統領が米中国交回復に踏み切り、台湾と米国が断交して以来40年ぶりの事でした。 ご存知の通り、中国は台湾を…
トランプ政権の後味の悪さ トランプ政権がホワイトハウスを去る直前にとった行為は、後味の悪いものでした。 バイデン政権を妨害するため、そして後から自らの手柄にする事ができるように巧妙に計算された判断だったと思います。(決して成功したとは思えませ…
史上最高齢の大統領 ジョー バイデン氏が78歳で大統領に就任しました。これは就任時歴代最高齢となります。 彼が大統領にたどり着くまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。 思い返せば、昨年民主党の大統領候補を選ぶレースにおいても、当初旗色が…
就任早々大統領令に署名したバイデン氏 バイデン氏が遂に大統領に就任しました。 予想された混乱も無く、無事就任式も行われた様です。 彼のホワイトハウス初日の行動として注目すべきは、15件もの大統領令に署名した事です。 気候変動に関するパリ合意への…
充電切れがアキレス腱の電気自動車 電気自動車の最大の問題は何でしょうか。 それは充電に関するものだと長く言われてきました。 電気自動車はバッテリーに充電された電気で走ります。 技術の進歩により日産リーフの最新型などでは、400キロを超える航続距離…
極寒の夜を彩るアネクドート ここの処真面目な話題が続いたので、久しぶりにアネクドートをご紹介したいと思います。 これから冬本番ですが、今日モスクワの気温を調べて見たら最高気温マイナス11度、最低気温マイナス17度でした。 やはり寒いですね。 しか…
カショギ氏殺害の真の犯人は 昨日のブログでも触れましたが、2018年10月にイスタンブールで行われた国際ジャーナリストであるジャマル カショギ氏の殺害事件は、サウジアラビア政府の独裁的な体質とそれを庇った米国政府のダブルスタンダードを浮き彫りにし…
大統領選直前の歴史的合意 大統領選挙直前に、トランプ大統領はイスラエルとUAEの国交正常化を仲介し、脚光を浴びました。 大統領選を意識した派手な演出でしたが、トランプ政権の中東政策は成功したのでしょうか。 米紙Foreign Affairsが「Biden Doesn’t Ne…
技術革新の時代到来か 昨年2020年は新型コロナに振り回された一年でしたが、2020年代というのはどの様な10年になるのでしょうか。 新型コロナは社会に大きな損害をもたらしました。 一方、その過程でテレワークやオンラインショッピングなど社会のデジタル化…
絶好調の米国株式市場 日本の株式市場はここの処好調です。 しかし、これは日本に限った事ではなく、世界的な現象の様です。 中でも米国は史上最高値を更新するなど、コロナ感染であれほど多くの犠牲者を出しながら、別世界の様な好調ぶりを見せています。 …
IOCが決める開催の可否 非常事態宣言は首都圏のみならず、多くの地方自治体に拡大されました。 ワクチンの接種も未だ始まっていない日本で、本当に今夏オリンピックが開催できるのか正直言ってかなり疑問に思っている方も多いと思います。 日本政府は開催す…
中東でワクチン接種進む 日本での感染者数はここのところ急速に増加しています。 非常事態宣言を出さざるを得ない状況に追い込まれた日本ですが、こうなるとワクチンに対する期待が否が応でも増します。 二月末から接種が開始されるとの日本政府説明ですが、…
米国の威信が揺らいだ一日 先日のトランプ大統領支持者による国会乱入には驚きました。 神聖なる国会議事堂を踏みにじった暴徒の振る舞いにも驚きましたが、それを阻止すべき警官隊が機能不全に陥っていた事や、この乱入そのものが、法と秩序を守るべき現職…
アップルカーが現実に アップルが車を売り出すというニュースが波紋を呼んでいます。 アップルの名前を冠した車ですから、おそらく通常の車とはかなり異なるはずです。 個人的には完全に雑音を消した車を実現して欲しいですね。 すでに様々なイヤフォンの開…
急増する日本のイスラム教徒 私もイスタンブールに10年近く駐在したので、宗教の社会に与える影響は肌で感じました。 トルコはイスラム教の縛りがかなりゆるい国で、サウジアラビアなどに比べれば外国人が暮らしいやすい国です。 トルコ人の友人の中には大酒…
英国で良い治験結果 非常事態宣言が出され、日本の感染者数も拡大が止まりません。 怖いのは医療崩壊であり、日本の医療体制もかなり逼迫してきている様です。 そんな中、特効薬に関するニュースが英国から飛び込んできました。英誌Economistが「Another lif…
ソーシャルディスタンスの重要性 昨年の流行語大賞は「三密」だそうですが、それ以外にも感染症に関する都市封鎖、ソーシャルディスタンスなどの言葉が飛び交いました。 これらは今回の新型コロナ感染が作り出した言葉ではもちろんありません。 人類の感染症…
国会乱入の衝撃 昨日のトランプ支持者の国会議事堂乱入には驚きました。 死者も4名出たとの事ですので、これは米国政治史に汚名を刻んだ出来事と言えるでしょう。 この日国会では大統領選の選挙人投票が行われており、その最中にデモ隊が警官のバリケードを…
民主党上院も過半数を獲得 米国上院で残された2議席を争うジョージア州の決選投票の結果が出ました。 驚くなかれ、共和党の現職2名を民主党の新人議員が破り、上院での議席は50:50で両党が拮抗する事になりました。 この場合、上院議長として副大統領のハリ…
接種が遅れるEU 日本政府もついに7日より非常事態宣言を再度発出する事になりそうです。 新型コロナは変種の感染拡大もあり、その勢いはなかなか止まりそうにありません。 こうなるとワクチン接種に期待がかかります。 既に先進国では接種が始まっていますが…
ビットコイン急騰の背景 仮想通貨ビットコインの値上がりが注目を集めています。 1月3日には34,000ドルを超えました。 この急騰の背景には何があるのでしょうか。 ビットコインは「サトシ ナカモト」という人物がブロックチェーン理論を使って発明した仮想通…
デジタル化が決定的に遅れた日本 日本のお役所に行くと、そこで働いている人々の感じの良さと勤勉さには驚かされます。 外国ではつっけんどんな対応しか期待できません。 しかし、一方で日本はデジタル化において致命的に遅れています。 戸籍抄本一枚取るに…
中国で急速に進行する小売業革命 アマゾンの台頭は小売業のビジネスモデルにおいて革命と言えるものでした。 アマゾンの例が示す通り、小売業の新しいビジネスモデルは常に米国で生まれると信じられてきましたが、この常識は過去のものになりつつある様です…
ワクチン接種の最先端を走るイスラエル コロナ感染は未だに急拡大を続けています。 世界の感染者は8400万人に達し、累計の死者は180万人を突破しました。 日本の累計死者は3300人程度ですので、外国の状況は日本より遥かに悲惨な様です。 この状況を打開する…