MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

世の中

欧州で進む健康パスの導入

マクロン大統領が推進する健康パス フランスのマクロン大統領は7月12日のテレビ演説で、医療および介護従事者へのワクチン接種の義務化と、施設などに入る際に提示が義務づけられる健康パス(ワクチン接種や抗体検査の証明)の適用拡大を発表しました。 フラ…

大谷選手はペーブルースの比ではないとの米紙論評

ベーブルースとの比較 大谷選手の話題は今や日本のお茶の間を占領していると言っても過言ではないと思います。 野球の本場MLBで、多くの人がそんな事できるわけないと予測していた投打の二刀流を完璧にやってのけ、ホームラン数ではトップを快走中です。 二…

東南アジア感染爆発の理由は

中国製ワクチンへの依存 現在、タイやインドネシアでは新型コロナが猛威を奮っています。 感染者の多くはデルタ株に感染している様ですが、医療環境は逼迫しており、酸素が不足して重症患者に十分な酸素を供給できない危機的な状況に陥っている様です。 ファ…

なぜ5Gで中国に遅れをとったのか

次世代通信技術で先手を打った中国 5Gに関しては、トランプ政権時代に突然中国Huawei社の脅威説が高まり、米国が同盟国に対してHuawei製の5G関連機器を使わない様に求めました。 あの時から私が抱いている疑問は「5Gってそれ程重要な技術なのか。」と「それ…

米中対立の狭間で揺れるシンガポール

米中対立とシンガポール シンガポールという国は訪れた方も多いと思います。 東京23区とほぼ同じ大きさしか無いこの国が、アジア最大の貿易ハブ、金融センターである事は有名ですが、昔、アヘン戦争で勝利した英国が中国からの賠償金と安い苦力(労働者)の…

コロナが後押ししたフィンテック企業の急成長

PayPalから始まったフィンテック 皆さん、最近よく「フィンテック」という言葉を聞かれると思いますが、この言葉は「金融とICT(情報技術)を組み合わせた新しいサービスや金融商品、そしてそれらを提供する企業」を意味する様です。 そんなフィンテックの起…

若者の起業熱高まる韓国

韓国の経済成長 1990年頃、初めて韓国を訪れました。 その頃の韓国は日本と比べれば遅れが目立ちました。 韓国車にも乗りましたが、日本車と比べれば、乗り心地も装備も明らかに劣っていました。 特に内部のプラスチックはいかにも安物感があり、韓国産業界…

景気回復する世界経済が抱える断層線

専門家の予想を覆す景気上昇 新型コロナの感染が始まった頃、多くの専門家はリーマンショック級の経済恐慌が起きると予言しました。 しかし、実際は全く逆で、米国では、好景気が訪れ、失業率は低下し、株価は史上最高値を更新しました。(日本ではあまり景気…

ワクチンの優劣明らかに- ワクチン外交に大きな影響も

キューバやイランも自国産のワクチンを承認 世界中で新型コロナとの戦いが続いています。 先進国ではワクチン接種が進み、今年の夏はマスクが不要となる地域もある様です。 しかし、発展途上国はワクチン接種が遅れた上に、南米やインドではウイルスの変異株…

ワクチン接種を受けるべきか否か

ワクチン接種を避けるという選択肢 我が国でのワクチン接種も遅ればせながら進み始めました。 しかし、ワクチン接種を受けたくない人は特に若年層において多い様です。 確かに若い人はコロナにかかっても軽症ですみそうですし、メッセンジャーRNAという新し…

アフリカでのゲノム分析プロジェクトは人類誕生の歴史を明らかに

人類の祖先はアフリカに出現 昨年読んだ本の中で最も印象に残ったのはユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』でした。 この本によれば、人類の祖先は東アフリカに出現したそうです。 既にその頃には他の類人猿も生息していたのですが、ホモサピエンスだ…

米国選挙改革を訴える一人の上院議員

歴史に汚点を残した大統領選 昨年末の米国大統領選は激戦でしたが、選挙システムの様々な問題が、噴出した選挙でした。 選挙が公正におこなわれなかったのではという疑念は、大統領選挙の結果が出た後も根強く残り、結果として、トランプ氏支持派の国会議事…

米紙が伝える東芝株主の反乱

経営陣に突きつけられたノー 先日、東芝の株主総会で、予想外の出来事がおきました。 経営陣が提案する取締役会のメンバー、中でも重要な議長の留任を株主が拒否したのです。 これは経営側が用意したシナリオ通り議事が進む日本企業の株主総会のやり方に一石…

バイデン政権が繰り出した新しい対中経済政策

バイデン政権の次の一手は 中国の台頭を前に、バイデン大統領はG7やNATO首脳会議といった外交の舞台で、民主主義国の結束を訴えました。 しかし、前途は多難です。中国は国際舞台において、南北対立を軸に反撃を考えていると思います。 経済面では、トラン…

サラブレッドにもダイバーシティは必要か

サラブレッドの抱える問題 競馬は日本ではどちらかと言えば大衆の娯楽であり、朝から仕事もせずに赤鉛筆を耳にはさみ、競馬新聞を見ている中年のおじさんを連想させますが(最近はもう少しファッショナブルに変わっているかも知れませんが)、欧州では競馬は…

匿名性の高さが仇に - 犯罪者に好まれる暗号通貨に厳しい視線

犯罪者に愛されるビットコイン 先日の米国パイプラインに対するサイバー攻撃は、二つの観点から私を驚かせました。 一つは犯罪集団が身代金をビットコインで要求した点です。 以前は身代金と言えば通し番号ではない古い百ドル紙幣というのが通り相場でしたが…

ベビーブーマーの資産を脅かす認知症の影

パスワード管理ソフト導入を決めた理由 私は様々なサービスをネットで受けていますが、その殆どはサブスクリプションベースとなっています。 すなわちログインするのにパスワードが必要という事です。 しかし受けるサービスが増えるにつれ、その管理はどんど…

パイプライン事件はサイバー攻撃の氷山の一角

ビットコインで支払われた身代金 先日のロシアの犯罪集団による米国主要パイプラインへのサイバー攻撃にはびっくりしました。 更に驚いたのは、身代金がビットコインで払われた事でした。 遂に暗号通貨が犯罪者にも使われる様になったかと驚いたものですが、…

リモートワークは本当に有効か

パンデミックが引き起こしたリモートワーク リモートワークは政府の強い要請にもかかわらず、日本ではあまり普及しなかった様ですが、欧米ではロックダウンを行った事もあり、多くの人がフルタイムリモートワークを実践した様です。 リモートワークはパンデ…

中国が直面する西側の巧妙な戦略

中国の地球温暖化対策は本物か 中国は先日習近平主席が2060年までにCO2の排出を実質ゼロにすると宣言しましたが、実際のところ、彼らの地球温暖化対策はどの程度進んでいるのでしょうか。 経済成長と温暖化対策は対立する概念で、高度成長を継続させたい中国…

東南アジアに広がる「ミルクティ同盟」とは

タイの俳優のツイッターから始まった運動 ネット上で「ミルクティ同盟」という民主主義者の運動が高まっている様です。 そもそも政治運動になぜミルクティという名前を付けたのでしょうか。 この問いについて英誌Economistが「Milk tea’s colonial roots mak…

G7での最も重要な議題 - 西側ワクチンの無償供与

菅首相の訪米の目的 ニュースではあまり大々的に取り上げられませんが、外交交渉においてワクチンの供与は今や極めて重要な議題になっているようです。 一例をあげれば、先日の菅首相のワシントンでのバイデン大統領との面談ですが、台湾問題と並んで米ファ…

どうでもいい仕事に関する論文がどうでもいい理由

社会学者デヴィッド・グレーバーの理論 英誌Economistをネット上で眺めている時に、最も読まれている記事ランキングに目が止まりました。 そのトップにランキングされていた記事の題名は「Why the bullshit-jobs thesis may be, well, bullshit - David Grae…

初めて認可されたアルツハイマー病の新薬

米国当局の認可 認知症は高齢化が進む日本の様な先進国では、年を追うごとに問題が深刻化しています。 認知症にかかった人はもちろん大変ですが、認知症患者は介護を必要とし、その社会コストは膨大な額に上ります。 認知症の原因として最も一般的なのはアル…

EUが導入する国境炭素税の功罪

国境炭素税とは何 EUが気候変動対策が十分でない国からの輸入品に対して国境炭素税と呼ばれる税金を課す事を検討している様です。 これが導入されれば、例えばロシアがEUにアルミニウムや鉄鋼製品を輸出しようとすると、ロシアは巨額の税金を払うことになり…

キムチの起源は韓国か中国か - 沸騰する文化論争

中国の皇帝を「日没する処の天子」と呼んだ日本 聖徳太子が「日出づる処の天子、書を、日没する処の天子にいたす、つつがなきや」で始まる書を時の中国の皇帝に送った事は有名です。 読み返してみると、こんな文章中国の皇帝に良く書けたなと思います。 聖徳…

戦術と地政学を一変させたトルコ製攻撃ドローン

非対称性とは 最近安全保障に関する記事を読んでいると、頻繁に非対称性(asymmetric)という言葉が出てきます。 戦闘における非対称性というのは、Wikipediaによれば、相手と同じ戦術では勝利が困難な交戦集団が、相手にとって予想も対抗も困難な別の手段に…

真の技術革新を達成する為に必要な原則

砂漠の中から金貨を発掘するDARPA 今回の新型コロナ感染を抑止する上でワクチンが果たす役割は想像以上に大きいものがあります。 今までインフルエンザの注射を打ってもあまり効かなかった方もおられると思いますが、新型コロナワクチンの中には90%以上の可…

武漢研究所からのウイルス流出説が高まる米国

バイデン大統領よりの指示 バイデン大統領が自国の諜報機関に新型コロナの起源を更に突っ込んで調査する事をし指示したとの報道が流れました。 この問題については、既に世界保健機関(WHO)の代表団が中国を訪問して、これといった目新しい事実を発見する事…

記者会見を拒否した大坂選手発言が広げる波紋

大坂選手の苦渋の決断 23歳にして、グランドスラムを既に4回も制覇した大坂なおみ選手は、BLM運動でも大きな役割を果たしましたが、全仏オープンの開催を前にして、「記者会見を一切行わない」と発言して話題を呼んでいます。 この発言に関して英BBCが「Fre…