MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

医療

健康な老後を模索する日本

英国人から見た日本 人生を幸せに全うするには、健康寿命を伸ばす事が重要と思います。 高齢化社会の先進国と言われる我が国がこの課題にどの様に取り組んでいるか英誌Economistが「Japan is searching for the secrets to healthy old age」(健康な老後を…

独ビオンテック社創業者が語るmRNA療法の将来

世界を救ったビオンテック社 米製薬大手ファイザーが販売しているコロナワクチンは、独ビオンテック社との間で共同開発されたものです。 このビオンテック社がmRNA技術を長年に亘って研究してきた事が、新型コロナの感染拡大を食い止めた訳ですが、同社の創…

アフガニスタンに播かれた民主主義の種

欧州から見たカブール陥落 カブールの陥落に関するバイデン 政権の責任について、トランプ前大統領は「米外交史における最大の恥」とまでこき下ろしていますが、同盟国の欧州の反応はどうなっているのでしょうか。 仏紙Les Echosが「L'échec afghan, une ter…

アフガニスタンのリチウム資源は誰の手に

鉱物資源の宝庫アフガニスタン アフガニスタンは余り知られていませんが、鉱物資源の宝庫です。 しかし、この40年間というもの、戦火に明け暮れていたので、とても鉱山開発ができる状態ではありませんでした。 いわゆる「宝の持ち腐れ」状態です。 タリバン…

欧州で進む健康パスの導入

マクロン大統領が推進する健康パス フランスのマクロン大統領は7月12日のテレビ演説で、医療および介護従事者へのワクチン接種の義務化と、施設などに入る際に提示が義務づけられる健康パス(ワクチン接種や抗体検査の証明)の適用拡大を発表しました。 フラ…

東南アジアに広がる「ミルクティ同盟」とは

タイの俳優のツイッターから始まった運動 ネット上で「ミルクティ同盟」という民主主義者の運動が高まっている様です。 そもそも政治運動になぜミルクティという名前を付けたのでしょうか。 この問いについて英誌Economistが「Milk tea’s colonial roots mak…

初めて認可されたアルツハイマー病の新薬

米国当局の認可 認知症は高齢化が進む日本の様な先進国では、年を追うごとに問題が深刻化しています。 認知症にかかった人はもちろん大変ですが、認知症患者は介護を必要とし、その社会コストは膨大な額に上ります。 認知症の原因として最も一般的なのはアル…

日米首脳会談から日本が勝ち取るべきもの

最初の首脳会談の相手として菅首相を選んだバイデン 大統領 バイデン は最初に面談する首脳として日本の菅首相を選びました。 いよいよ今週ワシントンで日米首脳会談が行われます。 この会談の主要議題が中国である事は間違いありませんが、この会談を米国側…

ノーベル賞対象となったゲノム編集ツールの光と影

新型コロナワクチンにも貢献した遺伝子編集技術の進歩 2020年のノーベル化学賞は遺伝子編集の内部の仕組みを発見した事から、カリフォルニア大学の科学者であるジェニファー ダウドナと彼女の共同研究者であるエマニュエル シャルパンティエに与えられました…

新型コロナがもたらしたもの - 生物医学の急速な進化

新型コロナをめぐる政治家の嘘 新型コロナの感染は世界中に多くの犠牲者を生みました。 これだけの犠牲者を生んだ感染症を前にして、世界中の政治家はうろたえたのでしょう。 その多くは事実を隠蔽し、自らの行動を正当化し、国民を救うヒーローの様に振る舞…

英米に比べ遅れをとる日本のワクチン接種

猛スピードで進む英米のワクチン接種 日本でも漸くワクチンの接種が始まりましたが、期待していた程のスピードでは進まない様で、高齢者の接種も4月以降になりそうです。 海の向こうではイスラエルを筆頭に接種が急スピードで進んでおり、かなり大きな効果が…

バイデン政権の中東政策大転換

一上院議員の提言 米国の世界戦略はバイデン 氏が大統領になった事で大きく変化しそうです。 先日行われたオンラインG7会議でも、バイデン 大統領は他国との協調を重視していくことを明らかにしました。 それでは中東政策はどう変わるでしょうか。 米誌Forei…

英国TPP参加の狙いは

英国TPP参加意思表明 英国は、ブレグジット後の計画に基づいて、アジア太平洋地域の11か国で構成される自由貿易協定への参加を正式に申請すると発表しました。 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)には、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マ…

バイデン政権へのイラン外相からのメッセージ

核合意復帰の可能性は バイデン政権の外交政策の中で、イランとの核合意に復帰するか否かは最も注目すべき点の一つです。 この問題について、米国の識者の意見は賛否両論メディアで盛んに取り上げられていますが、もう一人の当事者であるイラン側の意見は全…

感染症に対する16世紀医師の驚くべき先見性

ソーシャルディスタンスの重要性 昨年の流行語大賞は「三密」だそうですが、それ以外にも感染症に関する都市封鎖、ソーシャルディスタンスなどの言葉が飛び交いました。 これらは今回の新型コロナ感染が作り出した言葉ではもちろんありません。 人類の感染症…

米国でも問題視されている韓国の新法

理解に苦しむ韓国の新法 お隣の韓国政府が北朝鮮への風船ビラを取り締まっている事を以前ブログで書きました。 www.miyoshin.co.jp この話は米国でも話題になっている様です。 米紙Foreign Affairsが「Don’t Leave North Koreans in the Dark - South Korea’…

東京オリンピックの行方は

オリンピックは本当に出来るの? 東京オリンピック、パラリンピックは来年に延期されました。本当に実施されるでしょうか。私はスポーツ大好き人間ですので、是非実施して欲しいのですが、客観的に見るとかなり厳しいと思います。その理由は下記の通りです。…

コロナウイルス より怖い感染症

ボスポラス海峡で釣りを楽しむ親子 最大の死者を出す感染病は何か Bloombergはコロナウイルス による米国の死者数が6万人に迫り、ベトナム戦争の米国人死者数を超えたと報道しました。一方、日本は死者数が現時点で413人とかなり低く抑えられています。連日…