アップルの新型イヤホン
コロナウイルスに関連した話が連続したので、今日はちょっと違った話をします。
最近購入したガジェットでその性能に衝撃を受けた製品があったので、紹介します。それはアップルの新しいイヤホンであるAirPods Proです。
この製品の先代にあたるAirPods（通称うどん）も愛用していましたが、今度の新製品は全く別物と言えるほど進化しています。
ノイズキャンセリングの衝撃
前製品と大きく異なる点はなんと言っても、そのノイズキャンセリング能力の高さです。
このイヤホンを両耳に入れた瞬間に静寂が訪れます。
これは実際に使った人でないとわかりませんが、本当に周りの雑音が一瞬にしてなくなると言っても良いレベルです。
地下鉄などに乗ると、以前のAirPodsでは相当音量を上げないと聞き取れなかった内容が、かなり明瞭に聞き取れる様になりました。
その消音性能はあまりに強力すぎて、歩いていると後ろから近寄ってくる車の排気音まで消してしまいますので、注意が必要です。
私も道路で後ろからくる車の気配が感じられず、何度も接触しそうになりました。
この消音性能があれば、今後いろんな事が可能になってきます。
通勤時間の効率的活用
ユーチューブやオーディオブックといったコンテンツを雑音に妨げられず、地下鉄の中や徒歩で移動中に容易に聞く事ができます。
通勤途上、これらコンテンツを1.5倍速で聞いていますが、非常に快適です。
以前の様に雑音が入ると、高速での聞き取りが不可能でしたが、この製品は相当早い聞き取りが可能になりました。
日本の様に満員電車で長時間通勤する方には朗報です。混雑している電車内では、スマホを開けることさえままなりませんが、このイヤホンを使えば、新聞なども高速で朗読してもらえ、無駄な時間を過ごさなくてすみます。
マイク機能で通話もスムーズ
このイヤホンは高性能なマイクも内蔵されていますので、スマホを開けずに、雑音がない会話が可能です。
音楽などの鑑賞中も電話がかかってくると、自動的に音楽が中断し、呼び出し音の後に相手の名前をイヤホンで伝えてくれますので、スムーズに電話に出る事が可能です。
Siriの秘書としての役割
このイヤホンはSiriも音声で呼び出す事ができるので、スマホを取り出さずに様々な事をSiriに依頼する事が可能です。
アラームのセットや天気予報の確認など簡単にできるので便利です。Siriは双方向の会話が可能で、秘書の様な役割を果たす事が可能です。
いずれアマゾンでの発注から飛行機やホテルの予約の様な事までSiriとの会話でできる様になるでしょう。
スマホに打ち合わせの予定など入っていれば、そろそろオフィスを出る時間ですとSiriが音声で注意してくれる事も可能でしょう。
同時通訳の可能性
このイヤホンは今後通訳も兼ねることになると思います。
Googleなどの翻訳は相当進化してきており、一瞬で大量の文章を翻訳します。
5Gが普及すれば、時差の無い同時通訳が可能になりますので、そのうち相手が外国語で話した内容を、このイヤホンから瞬時に日本語で聞き取るという事が可能になると思います。
ノイズキャンセリングが効いていますので、相手の外国語はこちらの耳に入らず、日本語だけがイヤホンから流れてきて、あたかも母国語で双方が会話している様な感じになると思います。
最初はちんぷんかんな通訳になるかも知れませんが、AIの進化は目覚ましいものがありますので、そう遠くない将来に実現すると思います。
Zoomなどの電話会議も参加者それぞれこのイヤホンを装着していれば、内蔵マイクを通じて自分の発言内容も外国語に通訳されますので、これまで発言の少なかった日本人ビジネスマンも活発に議論に参加できる様になると思います。
以上
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