MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

コロナはどこから来たのかー動物由来感染症の頻発

新型コロナは一体どこから来たのでしょうか。動物由来の感染症であることはほぼ間違いありません。 英BBCが「Coronavirus : Fear over rise in animal to human diseases (コロナウイルス:動物由来感染症の増加への恐れ)」と題して、興味深い記事を掲載し…

ボーイング737Maxに見る大ヒット商品の呪縛

737Maxの試験飛行再開される 飛行許可が停止されているボーイング737Maxの試験飛行が、米連邦航空局(FAA)の監督の下、再開されたと各紙が伝えました。 ご記憶の方も多いと思いますが、同機はインドネシア航空とエチオピア航空の墜落事故のため、FAAから出さ…

コロナの影響ここにもーバッタの大群アフリカで猛威を振るう

バッタの大群、東アフリカで更に勢いを増す 6月1日のブログで、東アフリカに端を発したバッタの大群がインド、パキスタンを襲った事を取り上げましたが、更に大型の大群が東アフリカで発生して、猛威を奮っている様です。 www.miyoshin.co.jp Economistが伝…

コロナがもたらすものー在宅勤務が日本を変える

在宅勤務の世界的普及 コロナ感染が引き起こしたものとして、よく取り上げられる在宅勤務ですが、これは世界的な傾向で、欧米では日本以上に普及が進んでいる様です。 ニューヨークの有名なビル、エンパイアステートビルで見られる変化に関して、ロイターが…

日本のコロナ死亡率は何故低いー理解に苦しむ外国メディア

不可解な日本人死者の少なさ 日本のコロナによる死者数は、7月3日の段階でわずかに976人、感染者数も19,068人と非常に少ない。 何故これだけ少ないのでしょう。 私もこれまで多くの研究者や医者の意見を聞いてきましたが、納得のいく説明は残念ながらありま…

香港自治の終焉ー中国に死角はないのか

中国からの「誕生日プレゼント」 国家安全法の制定により、中国は香港の一国二制度を事実上終焉させましたが、中国の高官は、国家安全法を香港に対する「誕生日プレゼント」と呼んだそうです。 確かに、7月1日は香港が英国から返還された日ですが、この呼び…

日本の迎撃ミサイル突然の配備停止、本当の理由は

河野大臣の不可解な説明 先月、河野防衛大臣はイージス・アショア(地上型迎撃ミサイル)の配備停止を突然発表しました。 既に数百億円もの公費が投じられた案件、しかも米国からの調達が進んでいた案件だけに、多くの皆さんが驚かれたと思います。 今回の政…

CNNが言い当てた香港国家安全法の本質

CNNが言い当てた国家安全法の本質 香港国家安全法が中国の全人代で、6月30日可決されました。米国のCNNが記事につけたタイトルが秀逸です。 Hong Kong is about to be governed by a law most residents have never seen. And it’s already having an effect…

中印国境衝突で燃え上がるインド世論

ヒマラヤ山中での印中両軍の衝突は記憶に新しいところですが、この衝突はその後も尾を引いている様です。 両国の関係について、米紙Foreign Policy(FP)が「中国との貿易戦争がインドにとって如何に都合が悪いか」というタイトルで記事を掲載しています。かい…

人は何故アップルに魅せられるのか

アップルの罠にはまった人たち 世の中には、アップルの信者が沢山います。 常にアップルを買い、アップルを使う。他の製品には見向きもしない。 アップルの新製品が出れば、即座にネットで確かめる。新製品が出る前から、その噂が正しいかどうか気になって仕…

独ワイヤーカード事件があぶり出したドイツの弱点

昨日のブログで、独フィンテック企業ワイヤーカード社の会計不正疑惑について触れましたが、このスキャンダルについて、英紙「Financial Times」に続いて、英誌「Economist」が「ワイヤーカード社の事件が空売りの効能に光を当てた」と題して興味深い分析を…

独ワイヤーカード社の会計不正の本質

ワイヤーカード社の会計不正に関する疑問 独フィンテック企業のワイヤーカード社の会計不正疑惑は、世界中を驚かせました。 先日、彼らがフィリピンの銀行に保有すると主張する現金(約2,300億円)が行方不明になった事から端を発した事件は、同社の経営破綻…

中南米で急拡大するコロナ感染

コロナの勢いは止まらない コロナは、北半球の主要先進国では、一応の収まりをみせつつありますが、開発途上国では感染拡大が全く止まっていません。 特に中南米諸国では、猛烈な勢いで感染が広がっている様です。 日本を含めた先進国では、コロナ疲れといっ…

モナリザ今年はフランス人が独占か

ルーブルの再開近し フランスのテレビ局FRANCE24を観ていたら、ルーブル美術館再開のニュースを報道していました。 パリに行った観光客のほとんどが訪れると言われるルーブルは、この3ヶ月閉館となっていました。7月6日から再開されるそうですが、以前とは…

中国の泣き所を分析する米国

中国の弱点を分析する米国シンクタンク 昨年からの貿易摩擦に引き続き、今年になってからはコロナ感染の拡大もあって、米中間の覇権をめぐる争いは激しさを増しています。 そんな中で、米紙ウォールストリートジャーナルが、中国の弱点及び中国に対する効果…