MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

英アーム社の買収劇を冷静に分析してみよう

孫正義氏の強運 ビジネスの世界に幸運の女神がいるとすると、ソフトバンクGの総帥孫正義氏には女神がいつも寄り添っている様です。 今週ソフトバンクGによって発表されたエヌピディア社による英アーム社の買収は、孫氏には大変な朗報だったでしょう。 ソフト…

ディズニーの最新作「Mulan」ネットで炎上

ディズニーの大失策 ディズニー映画の最新作「Mulan」ご存知でしょうか。 私もまだ映画自体鑑賞していないのですが、今ネット上で頻繁に取り上げられています。 この映画が話題になった理由は、映画の内容に関するものではありません。 主人公を演じる中国人…

リモートワークは定着するか - コロナが引き起こした社会的大実験

第二波襲う中、リモートワークは 日本は新型コロナ感染者数が徐々に減ってきていますが、欧米では未だに高い水準で推移しています。 欧州の一部の国では第二波が襲来し、一日の新規感染者数がスペインで2万人を超え、フランスも2万人に迫りました。 この様な…

韓国は米中どちらに付くのか

中国に忖度し始めた韓国政府 昨日、EUが米中どちらに付くかというテーマでブログを書きましたが、もう一つ今後の去就が注目される国があります。 それは韓国です。 韓国は8月29日、米領グアムで行われた米日韓の防衛大臣会議を欠席しました。 韓国がこの会議…

欧州は米中どちらに付くのか

の 欧州は今後中国とどう付き合うのか 米中の対立は、益々厳しさを増しています。 米国は中国へハイテク技術が漏洩する事を避けるため、あらゆる手段を講じており、中国人研究者、留学生のビザの更新を止めたり、中国人のスパイ活動を徹底的に取り締まってい…

ソフトバンクGのハイテク株巨額取引に欧米から批判の声

ソフトバンク巨額のオプション取引明るみに ソフトバンクグループの総帥は、ご存知の孫正義さんです。孫さんは一時日本一の富豪にもなりました。 時価総額でトヨタ自動車に次ぐ会社をゼロから作り上げた彼の先見力、行動力は高く評価されています。 投資家と…

ワクチンの開発競争を制するのは誰か

日本に供給されるはずの英国製ワクチン 世界保健機関(WHO)によれば、現在170カ国で新型コロナウイルスに対するワクチンの開発が進められているそうです。 コロナ感染を食い止める為に、ワクチンの開発が何よりも重要である事は言うまでもありません。 有効…

パキスタンを征服するトルコのソフトパワー

トルコのテレビドラマがパキスタンを席巻 イスラム社会というのは日本の皆さんには馴染みがないと思いますが、イスラム教徒は現在世界に18億人居るといわれており、これは世界人口の何と4分の1にあたります。 最も多くのイスラム教徒を抱えているのはイン…

英誌エコノミストの安倍首相に対する評価

英誌 Economistのメインタイトルになった安倍首相 安倍首相のレガシーに関しては、内外のメディアが様々な論評を加えていますが、驚いたのは、英誌Economistが今週号のメインタイトルを「How Abe Changed Japan」(安倍首相は日本をどの様に変えたか)とした…

UAEがイスラエルに接近した本当の理由は

UAEの歴史的決断の背景は 先日、UAEがイスラエルとの国交樹立を宣言し、世界を驚かせました。 私もパレスチナを犠牲にしてまで、UAE(アラブ首長国連邦)がイスラエルを選んだ事に衝撃を受けました。 それほどパレスチナを支援するというアラブの大義は重い…

モーリシャスの様な海難事故を防ぐには - 開発が進む自動運転船

モーリシャスの海難事故の原因 先日、モーリシャスの沖合で、日本船籍の大型船が座礁し、海洋汚染を引き起こしました。 この事故については、私もブログで取り上げ、船員がWifiに接続したいがために、島に近づいたでのはないかと推測しましたが、この推測は…

コロナがもたらすもの - 中東の安定なるか

中東の地殻変動 「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが、今時桶屋などは見かけないので、この言葉自体最近使われなくなった様な気がします。 言葉の意味は、全く縁がない様に思われる二つの事象が実は関係している。ある事態が生じた事で、…

イーロン マスクの新しい挑戦 - 脳とコンピューターの融合

鬼才イーロンマスクが新たな挑戦に イーロン マスクほど評価が分かれる実業家も珍しいでしょう。 時代の先を行く革命的な実業家とほめそやす人もいれば、大言壮語の大ホラ吹きと言う人もいます。 彼はマリファナを吸っているところをネット動画で配信された…

米国は台湾を本当に守るのか

中国の台湾攻撃の可能性 中国が台湾を攻撃した場合、「米国は台湾を守るか」という問いに対して、明確に答えを出せる人は少ない様な気がします。 中国は一国二制度を台湾に対しても、提案していますが、同じ様に一国二制度を国際的に約束していた香港に対し…

諜報活動を根底から覆す技術革命ー人工知能による判断の危険性

諜報活動に大きな変化が 諜報活動というのは、我々一般市民には縁遠いものですが、最近ヒューストンの中国領事館が不法な諜報活動を理由に閉鎖された事からもわかるように、水面下では大国間で激しい戦いが繰り広げられている様です。 007のジェームズ ボン…