突然の中国領事館閉鎖要請 米国政府はヒューストン中国領事館の閉鎖を突然発表しました。 外交の世界において、領事館の閉鎖を要請するという事は極めて異例の事で、中国政府は、米国政府の決定に対して、直ちに反応し、対抗措置を取る事を発表しました。 何…
フランスがリードした歴史的な合意 EU27か国首脳は、4日間のマラソン交渉を経て、コロナ復興基金に関する歴史的な合意に至りました。 これは独仏の外交勝利と言われていますが、やはりフランスの外交上手が目立ちましたね。 この国、戦争はあまり強くありま…
中東の原油に依存する日本 中東というのは、日本人からみると遠いアラブの国というイメージでしょうが、エネルギー面では日本にとって非常に重要です。 下のグラフご覧ください。 このグラフは日本の原油輸入における中東依存度を示しています。 1970年代の2…
コロナ対策「日本モデル」が海外で評価されない訳 日本でのコロナ死者数が、他国に比べ非常に少ない理由は何なのでしょうか。 過去のコロナ罹患歴、BCG接種等諸説ありますが、どれも決め手にかけます。 そんな中、米誌ニューズウィークで興味深い分析を見つ…
メルケル首相の中国贔屓 ドイツのメルケル首相は中国に甘い事で有名です。 これはトランプ大統領嫌いという側面で捉えられるケースも多いのですが、ドイツという欧州の最重要国の舵取りを任されている彼女が、個人的な好き嫌いで外交政策を決定しているはず…
中国が細心の注意を払うEU 中国は米国と連日激しいバトルを展開していますが、日本を含めた周辺諸国ともことごとくと言って良いほど緊張関係に陥っており、インドとは死傷者が出る様な国境衝突に発展したことはご存知の通りです。 しかし、唯一と言って良い…
中露は友好国であるとの常識の危うさ ロシアと中国は米国が修正主義国家と称して敵対視する国々です。 この両国は元々共産主義国家だった訳ですし、上海協力機構の主要メンバーですので、お互い極めて仲が良いと思われています。 トランプ大統領がロシアのプ…
苦境に立つエジプト観光業 エジプトといえばピラミッドを連想される方が多いでしょう。 確かにピラミッドは誰もが行ってみたいスポットですが、今年はコロナの感染で閑古鳥が泣いている様です。 エジプトの観光業界の状況に関して英BBCが「Egypt desperate t…
トランプ大統領遂に「香港自治法」に署名 トランプ大統領が中国の金融機関を制裁対象とできる「香港自治法」に署名しました。 この法律に関しては、以前のブログでも取り上げましたが、トランプ大統領は人権問題に関心が薄いので、どうするかなと思っていま…
香港の民主活動家ロンドンに移動 香港の有名な民主活動家Naythan Law氏は、しばらくの沈黙を破り、「自分は今、ロンドンに居る。」とツイッターに投稿しました。 彼は英BBCのインタビューに答え、「中国による国家安全法の導入により、私は市内でデモを行っ…
意外に強いインドとロシアの信頼関係 中印国境での両軍衝突はインド軍に20名もの犠牲者を出し、世界を驚かせましたが、この衝突が起きた直後、インドのモディi首相はトランプ大統領に連絡する前にロシアのプーチン大統領にコンタクトをとったそうです。 そん…
アヤソフィアって何? イスタンブールの世界遺産アヤソフィアを現在の博物館からモスクに変更するという判断がトルコの裁判所で下されました。このニュースは世界中で反響を呼んでいますが、アヤソフィアご存知ない方もいらっしゃると思いますので、わかりや…
集団免疫とは コロナの感染を終息させるためには、集団免疫を獲得する必要があると言われています。 集団免疫を獲得するには、国民の何割が免疫を得ればよいのでしょうか。 これは一人の感染者が何人に移すかを表す「基本再生産数」にもよりますが、この数値…
年内に完全自動運転車完成か 今日の英BBCは、テスラ社のイーロン マスク社長が「年内にテスラは完全自動運転車を完成できる」と語ったと伝えました。 あのイーロン マスクの事だから、テスラ社の株価対策だろうと推測される方もおられるかと思いますが、Spac…
普通ではない替え玉事件 中国の受験競争はどれほど厳しいか、噂には聞いていましたが、調べてみると、日本の大学受験とは比べ物にはならないほど過酷なものの様です。英BBCが「How one woman's stolen identity exposed a system fraud?」と題して、興味深い…