MIYOSHIN海外ニュース

世界の役立つ情報をわかりやすくお伝えします。

コロナウイルス

英国のゲノム解析技術が特定した新型コロナ変種

英国で発見された新型コロナ変種 英国で新型コロナの変種が発見されたニュースは世界を驚かせました。 日本でもロンドンからの搭乗客5名が変種の新型コロナに感染していた事が判明しました。 実はこのウイルス変種はそう簡単に発見できる代物ではなく、英国…

新型コロナ変種とブレグジットの二重苦に悩む英国

ウイルス変種英国で猛威を振るう 英国がかなり厳しい状況に陥っている様です。 既に日本のメディアでも取り上げられていますが、新型コロナの変種が見つかり、ここのところの新規感染者はうなぎ上りとなっています。 欧州各国のみならずトルコなど周辺国も英…

コロナ対策の優等生ドイツが犯したミスとは

ドイツでの感染急激な伸びを示す 16日、ドイツでは1日当たりの新型コロナウイルス死者数が最多に上りました。 同国は16日から厳格なロックダウン(都市封鎖)に入りましが、メルケル首相は1月以降もこれを継続する可能性を示唆しました。 米ジョンズ・ホプ…

接種が始まった新型コロナワクチンが抱える様々な問題

世界中で感染拡大進む コロナ感染は世界中で拡大を続けています。 世界の感染者数は6,700万人に達し、死亡者数は150万人を突破しました。 最大の死者を出しているのは米国で28万人を超えていますが、フランスも5万人を超えるなど、医療体制が充実しているは…

外国人記者から見たGo toトラベル

東大寺の鹿にも影響を与えた新型コロナ 鳴り物入りで始まったGo toトラベルですが、コロナ感染の再拡大に伴い、大阪や北海道では一時停止されました。 一方、同じ様に感染者が拡大する首都東京では継続されています。 同様のキャンペーンを行っている国はあ…

ドイツで活躍するトルコ系移民

トルコ系移民が経営する独BionTech社の快挙 以前英誌Economistの記事を取り上げた際に、米ファイザーとドイツの新興企業であるBioNTech社のグループがワクチン開発の先頭を走っている事をお伝えしました。 この記事で注目したいのは、ファイザーのCEOがギリ…

来年はどんな年になるか - 英誌Economist編集長の予測

米の販売にも大きな影響を与えたコロナ 英誌Economistは毎年、翌年に関する予測を行う様です。恒例の予測記事が昨日掲載されました。 今年は新型コロナの感染で世界中に激震が走った年でした。 たかが感染病がこれほどの大きな影響を先進国から発展途上国に…

英誌エコノミストが語るワクチン開発の成果と今後の課題

ワクチン遂に開発される 先週ファイザー社によって発表されたワクチン開発のニュースは世界中を駆け巡りました。 しかも、ワクチン接種で得られる抗体の有効性が90%以上という情報は、期待していた以上のものでした。 これで、多くの人が救われると思いまし…

新型コロナ症状が長期化するケース続出

新型コロナの症状長期化 今日は米国大統領選の投票日です。 時差がありますので、実際の投票が始まるのは日本時間の夜に入ってからですが、さあ結果がどうなるか、米国民だけでなく、世界中に影響を与える選挙だけに、関心が高まります。 これまで大統領選に…

再びコロナ感染の中心となった欧州

パリの集中治療室飽和状態に 欧州のコロナ感染が再び危機的な状況を迎えている様です。 仏通信社AFPによれば、パリの病院の集中治療室は、コロナ感染者急増のために数日中に飽和状態を迎える事が憂慮されています。 仏紙Les Echosがロックダウンが再開された…

新型コロナを恐れるなとのトランプ発言に意外な科学者の支持

トランプ大統領の発言波紋広げる トランプ大統領がコロナに感染して、入院したことは世界中を驚かせましたが、退院後、彼が「新型コロナを恐れるな」とツイッターで呼び掛けた事が、世界中で論議を呼んでいる様です。 「消毒液を注射してみてはどうか」など…

人間的な生活を取り戻そう - パリの新しい試み

都市生活の非人間性 フランスには「Metro-Boulot-Dodo」(地下鉄、労働、眠り)という表現があります。 これは地下鉄に乗って会社に行き、くたくたになって後は眠るだけの都市住民の生活を形容するものです。 フランス人は生来人生を楽しむ民族ですので、こ…

ワクチンの開発競争を制するのは誰か

日本に供給されるはずの英国製ワクチン 世界保健機関(WHO)によれば、現在170カ国で新型コロナウイルスに対するワクチンの開発が進められているそうです。 コロナ感染を食い止める為に、ワクチンの開発が何よりも重要である事は言うまでもありません。 有効…

EUコロナ復興基金ー歴史的合意の裏に将来の火種が

フランスがリードした歴史的な合意 EU27か国首脳は、4日間のマラソン交渉を経て、コロナ復興基金に関する歴史的な合意に至りました。 これは独仏の外交勝利と言われていますが、やはりフランスの外交上手が目立ちましたね。 この国、戦争はあまり強くありま…

コロナ対策が評価されないデジタル後進国日本

コロナ対策「日本モデル」が海外で評価されない訳 日本でのコロナ死者数が、他国に比べ非常に少ない理由は何なのでしょうか。 過去のコロナ罹患歴、BCG接種等諸説ありますが、どれも決め手にかけます。 そんな中、米誌ニューズウィークで興味深い分析を見つ…

コロナ集団免疫予想外に早く実現かー欧米メディアの伝える研究結果

集団免疫とは コロナの感染を終息させるためには、集団免疫を獲得する必要があると言われています。 集団免疫を獲得するには、国民の何割が免疫を得ればよいのでしょうか。 これは一人の感染者が何人に移すかを表す「基本再生産数」にもよりますが、この数値…

コロナはどこから来たのかー動物由来感染症の頻発

新型コロナは一体どこから来たのでしょうか。動物由来の感染症であることはほぼ間違いありません。 英BBCが「Coronavirus : Fear over rise in animal to human diseases (コロナウイルス:動物由来感染症の増加への恐れ)」と題して、興味深い記事を掲載し…

コロナの影響ここにもーバッタの大群アフリカで猛威を振るう

バッタの大群、東アフリカで更に勢いを増す 6月1日のブログで、東アフリカに端を発したバッタの大群がインド、パキスタンを襲った事を取り上げましたが、更に大型の大群が東アフリカで発生して、猛威を奮っている様です。 www.miyoshin.co.jp Economistが伝…

コロナがもたらすものー在宅勤務が日本を変える

在宅勤務の世界的普及 コロナ感染が引き起こしたものとして、よく取り上げられる在宅勤務ですが、これは世界的な傾向で、欧米では日本以上に普及が進んでいる様です。 ニューヨークの有名なビル、エンパイアステートビルで見られる変化に関して、ロイターが…

日本のコロナ死亡率は何故低いー理解に苦しむ外国メディア

不可解な日本人死者の少なさ 日本のコロナによる死者数は、7月3日の段階でわずかに976人、感染者数も19,068人と非常に少ない。 何故これだけ少ないのでしょう。 私もこれまで多くの研究者や医者の意見を聞いてきましたが、納得のいく説明は残念ながらありま…

中南米で急拡大するコロナ感染

コロナの勢いは止まらない コロナは、北半球の主要先進国では、一応の収まりをみせつつありますが、開発途上国では感染拡大が全く止まっていません。 特に中南米諸国では、猛烈な勢いで感染が広がっている様です。 日本を含めた先進国では、コロナ疲れといっ…

コロナの後に何が起こるかーフランスの子育て支援策

英国のライバル、フランスの特徴 昨日は英国について書きましたが、今日はその永遠のライバル、フランスについて書きたいと思います。 フランスは英国と色々な意味で対照的です。 食事がうまい。(英国の食事は動物の餌程度に思っている。) 制服が嫌い。 退…

コロナの演劇界への影響

渡辺えり子さん演劇界の窮状訴える 舞台女優の渡辺えり子さんがフェイスブック上で演劇関係者の窮状を訴えておられます。彼女の言葉通り、演劇は人と人が触れ合って生まれる芸術であり娯楽です。「コロナウイルス の影響で演劇関係者が今までにない大変な危…

コロナの後に何が起こるかー東京一極集中に変化

風が吹けば桶屋が儲かる トルコの新聞見てると、ヘーゼルナッツの輸出が今年4月末までの統計で昨年比5割増加したとの報道がありました。ご存知かと思いますが、ヘーゼルナッツはトルコが世界最大の生産者です。コロナウイルスとヘーゼルナッツの因果関係は…

東京オリンピックの行方は

オリンピックは本当に出来るの? 東京オリンピック、パラリンピックは来年に延期されました。本当に実施されるでしょうか。私はスポーツ大好き人間ですので、是非実施して欲しいのですが、客観的に見るとかなり厳しいと思います。その理由は下記の通りです。…

コロナの後に何が起こるか(7)

紙幣に付着するウイルス New York Timesは紙幣にウイルスが付着する危険性に関して「紙幣の上でインフルエンザウイルスは12日生きている」と伝えました。私は最近紙幣の使用を出来るだけ控えていますが、店によっては現金以外お断りの店があったりして、日本…

コロナのあぶり出すもの(10)

トルコ救援物資を米国に 4月29日にトルコの全国紙Hürriyetはトルコ政府が米国政府に送った救援物資について取り上げました。トルコ政府は軍用機でマスク、医療用防護服、殺菌用液体等を送った模様ですが、エルドアン大統領のトランプ大統領への親書も同時に…

コロナウイルス より怖い感染症

ボスポラス海峡で釣りを楽しむ親子 最大の死者を出す感染病は何か Bloombergはコロナウイルス による米国の死者数が6万人に迫り、ベトナム戦争の米国人死者数を超えたと報道しました。一方、日本は死者数が現時点で413人とかなり低く抑えられています。連日…

コロナの後に何が起こるか(6)

ボスポラス海峡 トルコで足止めをくらった外国人観光客 トルコの全国紙Hürriyetは自国に帰れなくなった外国人観光客に関する記事を記載しました。二つの事例が挙げられています。 トルコの有名なリゾート地であるアンタリアに滞在する約400名のロシア人観光…

コロナの後に何が起こるか(5)

ラスベガスの夜景 CNNでの論争 コロナウイルス の感染者は全世界で290万人近くに達し、死者数も20万人を超えました。ただ欧米では感染者数の増加に歯止めがかかり始め、ロックダウンの解除が議論され始めました。面白かったのはラスベガスの市長とCNN司会者…